「カナダのお母さん」からのメール 卒業おめでとう! 続報

2011年6月 4日
カテゴリ : 多読的鑑賞, 多読的おしゃべり, 多読のパラドックス
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カナダのお母さんからのメールに、追伸が届きました。

カナダのお母さんはいわば「をさなごのやうに」を地で行ける「恵まれた」状況に
います。

そのお母さんがどんな風に外国語を獲得していくか、きわめて興味のある実例です。

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他にも以前見ました映画等、日本語字幕で見ておりますが全く違いはありません。
いえ、困った事に英語で見た方がより楽しいです。
今までは発せられる言葉を楽しんだり、考えて理解しないと楽しめなかったの
ですが、この部分が自分の中で欠落していたのが良く解ります。

この前の記事では「肩の力が抜けて」ドラマなどを日本語字幕で見ているという
ことでした。

とっても面白い経験をしました。
日常生活でも便利なもので、タイ人にタイ語で話し掛けられました。
感覚的理解で何を言われたか直ぐ解り、英語で返事を致しまして正解でした。
内容は、
タイ人「今日は娘さんはと一緒じゃないの。娘さんは出かけているの?」って感じです。
私  「Yes.She is homestey in Vancouver.」
タイ人「娘さん、Vancouver好きなの?」って感じです。
私  「Yes.She is enjoy ! With she's frend.」
タイ人「良い事だわ~!大学休みに入ったし楽しまなきゃね。」って感じです。
会話の英文は相変らず滅茶苦茶です。
[娘に]聞いてくだされば「渡加した時と全く変わっていない。」と答えると思います。

そうですね、「滅茶苦茶」ですね。でも気持ちは十分通じていると思います。
立派なものです! いつか、「正しい英語の必要」を感じたら、
何か「滅茶苦茶」を抜けるための方法を考えましょうね。

でも、今は今で、非常に立派です!

それに、タイ語がわかってしまう? とんでもないことが起きるものです。
英語の劇薬シャドーイングをしていたらフランス語を聞いてわかるようになった、
という電通大の卒業生がいますが、何か共通する原因があるのかもしれませんね。

また面白い事に、
「日本語と並びが違うんだな。」と言う認識が、ごく最近出て来ました(笑
今頃出て来ました。
「おさなごって。この順番ね。そうなだろうなぁ~・・・」て感じです。
子供に戻った感じです。
YYに呆れ返られました(笑

語順の違いはかなり根本的な違いの可能性があると思います。

これからもどんな認識が出てくるか、ぜひ報告をお願いします!

まだ「ピンと来る」とか「ストンと落ちる」とか自分の中に入って来てはいないです。
当然、会話の中で考えるとか感覚的に勝手に出てくるとか、「使われる」所までは行っていないです。

でも多読的スピーキングは立派にできていますね。
信頼や愛情のある相手なら気持ちは十分通じるでしょう。

また何か有りましたらご報告申し上げます。
宜しくご指導くださいませ。
感謝

はい、着々と near native への道を歩んでいますね。
報告を楽しみにしています!