多読的視聴(仮名)について カナダのあるお母さんから その二

2009年6月27日
カテゴリ : 多読的リスニング(多聴), 多読的鑑賞
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「カナダのお母さん」(ハンドルネームではありません。わたしが勝手につけました。)
からきょうまた不思議な体験の話が送られてきました。

すでに送ってくださっている体験談がずいぶんたまっているのですが、
きょうの報告もこの方への序章(?)として先に紹介してしまいます。

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酒井先生

今日また面白い体験をしました。

出掛けようと思いまして玄関を出ましたら、セールスマンが立っていました。
私はセールスマンをあしらうのは得意だと思っていました。
でも今回は違ったんです。しつこいしつこい・・・

「何であんなにしつこかったのかしら?」と、考えました。
今回はいちいち相手の言う事に答えていたんです。
とっても鮮明に、相手の言う事が解りました。
相手の言う事が、ひとつの文章が「ひとまとめにまとめて」解るんです。

へ~・・・って、不思議な感じです。
「をさなご」はこうやって少~しずつ感覚を具体に替えて行くのでしょうね。
子育てを思い出します。

その後直ぐにHouse.M.Dを見てみました。
更に「感覚的理解が進んだ感じ」です。
日本語で話しているかの様な所が更に増えました。

「英語を英語で理解する」
あ~これ?!とも、思いました。
ストンと落ちかかっているかとも思います。

また、他人事の様ですね。
でもやっぱり「不思議」って言葉がぴったりです。
たぶんこの感覚が、もっともっと進んで行くのでしょうね。
不思議、不思議、不思議~・・・と行くのでしょうね。
感謝

この方の外国語についての歴史も非常に興味深いものなので、これから逐次
ご紹介します。

一つとても苦労なさったのは「感覚的理解」というのがわからなかったこと、
だそうです。わたし自身感覚的理解というのはどういうことかすとんとわかっては
いませんが、大変大きな溝を感じていらっしゃったようです。

最後のところで、ご自分でも理解できない変化に「不思議、不思議」と書いて
ありますが、それはぼくもおなじ気持ちです。毎週毎週不思議を味わっています。

カナダのお母さんにとって、そしてtadokuにとって、
はたして不思議尽くしはどこまで続くのか? 不思議の先になにがあるのか?

こんなすごいことが何年も続くけれど、そう限りなく続くわけはないと思うし・・・
楽しみなような、こわいような・・・