字幕なしで海外ドラマ・・・ 後追い

2010年1月19日
カテゴリ : 多読的鑑賞, をさなごのやうに
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元の記事でちらっと触れた「ぴ~ママ」さんからさっそくメールが来ました。

またこれがわたしの書いたことをみごとに「フォロー」してくれていて、
おー、実によくわかった人たちだと・・・

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要するにわたしたちの進んでいる道は尾根道で、右にも左にも危険がいっぱいと
言えないこともない。

なにをいいたいかというと・・・

たとえば、辞書は捨てろというと、
だれでもどんなときでも一生辞書を引いてはいけないと受け取られる場合があり、

いやそんなにかたくななことを言っているのではないですよと言うと、
じゃ、時々は辞書を引いてもいいんだと受け取って、
なかなか日本語訳から抜けられない場合が出てくる。

実際には辞書とのつきあいもこの両極端の間に無数のバリエーションがあって、
一人一人ちがう・・・

じゃあ、基本的な原理は何かというと「自分で決めればぁ?」と、しんちゃんみたいな
答えになるのですが、今度はその「自分」というのが学校英語に汚染されてい
る可能性があって、なかなか「自分が決めているのか、文科省に洗脳されている
のか」、判然としない。

尾根道にガスがかかっているようなもんですな。

で・・・

 さかい先生、こんばんは!!

> >ま、記憶に残っているのは「ぴ~ママ」さんの「英語字幕付きなんて辞書引くのと同じでしょ!」という一言でしたね。

そんなに衝撃だったんですか?
私は、多読三原則で、辞書は引かないで、解らない単語は前後や絵から推測して読むと言われたので、だったら、映画も映像で推測して、字幕に頼ったらいけないんだろうな・・・って勝手に判断してただけです。

いや、その、なんていうか・・・ わたし自身考えが甘かったなと・・・

いや、つまり、その、なんとなくリスニングは大変!みたいな考えがあったのでしょう、
わたし自身に。それで英語字幕の「助け」みたいなものを利用することをすすめていた
わけですが、言われてみれば「字幕なし」でいいんじゃないかと・・・

助け(辞書?)がなきゃ楽しめないなら、そんな映像は「投げて」しまえばいい!!!?

字幕なしの話題の度、「ぴ~ママ」の名前が出てくると、字幕なしなど、すっかり諦めた私は、なんか恥ずかしい気持ちです。(^_^;)

ごめんなさい、毎回そんな風に思わせて・・・

まぁ、字幕ありだろうと、無しだろうと、無理しないのが一番ですよ。
「字幕なしが良い」と聞いたら、何が何でも、つまらなくても、苦痛でも、無理して頑張っちゃったら、それは効果ないと思いますよ。
読むのも聞くのも、肩の力を抜いて、ファ~とやれたら、それが一番ですよね。

まったくそのとおりです。
字幕なしでも楽しめるものを観る、でなけりゃ日本語吹き替えでも英語音声でも
日本語字幕でも何語字幕でもまずはたっぷり楽しむ。それでもし原語に興味が
湧いたら字幕なしで聞き入る、まねしてみる、なりきりシャドーイングに走る・・・

「村のビデオ屋さん」に、リストが出来たら、その通りに順番にステップアップすれは、聞けるようになるなんて、真面目に無理して頑張っちゃう人が現れてしまうのでは、と心配です。

このへんの、最近のことばでいう「バランス感覚」もみなさんのすごいところですね。

本もそうだけど、それぞれ趣味も違うし、好きなジャンルも違うし、男女差、年齢差もあるだろうし・・・
カナダのお母さんの例や、ふ~んさんリストは、あくまで参考で。

はい、そのとーり。
そんなリスト通りに聴いたり観たりしないでください!

でも、本だと1冊買っちゃったら、洋書は最後まで英語だし、翻訳は全部日本語だけど、DVDだったら、疲れたら字幕、それも面倒になった
ら吹き替えと途中から切り替えられるから、それで良いんじゃないですか?
で、もし、最後まで切り替えずに見れちゃったら、自分で自分を褒めちゃえば良い!(笑)

これもそのとーりでしょ?

半年以上前でしたが、『ホートン ふしぎな世界のダレダーレ』のDVDを借りて見てたのです。
原作はドクター・スースの『ぞうのホートン』で、絵本も読んで、その後、映画も良いと言うので、見たのですが・・・
まぁ、早口だったり聞き取りにくかったり。
そこで、英語字幕にしたり日本語字幕にしたり、日本語音声・英語字幕にしてみたり(これ、字幕読むのに集中して、補助的に耳から日本語を
入れるのも、文字を読むのが早くなる効果があります)していたらぁ・・・

ご先祖様の写真がずら~と並ぶ部屋で、子どもに言っているせりふ
「great great great great grandfather」を、
どっちがどっちか忘れちゃいましたが、確か字幕だったかな?は
「偉大な偉大なお爺様」で、吹き替えは「ひぃひぃひぃおじいさん」でした。
(>_<)


人生、英語の成績が上がることだけが全てじゃないです。
多聴も多読も、英語が出来るようになる事だけを目的にしてたら、
全然面白くないと思うけど、ゴチャゴチャ弄くっていると、面白い発見したり・・・
面白い発見があると、また楽しくなるし、楽しいからまたやりたくなるし!!


絵本の読み方も、日本語版と比較してみたり、この訳はおかしいと文句言ってみたり・・・
多読じゃなくて、精読とも違う、深く読む「深読」かな??

アラ?何を言いたかったのか??
今週木曜日(21日)のハナホにも「深読本」持って行きますので、もし先生もご都合が宜しかったら、いらしてください。

はーい、がんばる・・・

では、眠くなってきたので、今夜はこの辺で、お休みなさい。(-_-)zzz

 


ぴ~ママ

はい、わたしもそろそろ、おやすみ、グゥー・・・