見る・聞く・話すクラス:さらっと出てくる!すっと伝わる!…Eさんのpoem(?)
クラスのチャットにpoem(!)を投稿したら、Eさんがpoemを返してくれました… それが「(多読的に)話す」ことの方向を示してくれている気がするので紹介します。
(なお、poemのことはよく分かっていません。また、「間違い」を気にせずに気楽に話す・書くことになっていますので、そこのところ、よろしくお願いします…)
ktb:
かとぶ、ポエムを書きました!verse nobel風に…
one
down
two more
came
never
catching
up
︙
「snow?leaves?のイメージ?」「実は、メールが一向に片付かんって詩」「はは!ところでverse novelって?」というやり取りをひとしきりしたあと、、、
︙
Eさん:
Today
Heading to home
Look up the sky
the moon
big and roundインスパイアされて、そのまま書いてみました🌕
この日は本当に月がきれいだったらしいのです。
多読歴の長いEさんは、体の中にかなり英語が溜まっていて、何かの拍子にこんなふうにぽろっと出てくるのですね! これをこのまま口に出して言えば、相手に負担をかけることなく、すっと分かってもらえるのではないでしょうか。
ここで大事なのは、
- さらっと出てきた(返信に時間がかかりませんでした)
- 声に出してするっと一息で言える(途中でつっかえない)
- 言いたいことが、すっと入ってくる(情景が目に浮かぶ!)
ことだと思います。そしてそれは、
- 使われている言葉が十分にやさしい
- 一行(一文)が十分に短い
- 大事なことだけ書いている
からだと思います。
仮に、フルセンテンスで(そんな必要ありませんが) “Today, (as I am) heading to home, (I) look up the sky. The moon (is there), big and round.” と言うとします。英語の音は、大事なところは強く、それ以外のところは弱く曖昧になるので、ちょうどEさんが書いたところが「音のかたまり」としてすっと浮かび上がるように言えば、相手にすとん、と届くはず…
「やさしく・短く」というのは最初から掲げてきたテーマですが、そこに「大事なことだけ」というのを加えてもいいかもしれませんね。Eさん、大事なヒントをありがとうございます!
(見る・聞く・話すクラス担当:Katobushi)