ひとりで
多読Tadokuを
はじめる時に、
知っておいてほしいこと

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いちばん最初の壁――素材選び!

たくさんある本や動画の中から、どうやって自分に合った素材を選ぶのか?ひとりで多読・Tadoku をはじめる時に、一番最初にぶつかる壁ですね。「レベル表記」を頼りに選ぼうとしても、Amazon や YouTube などのWebサービスにはレベルの表記がありません。また、Oxford Owl や図書館の本にたまたまレベル表記があっても、Tadoku 初心者にとっては、どのレベルが自分に合っているかなど見当もつかないのが普通でしょう。

レベル表記がなくても

実は、「自分で素材を選べる」というのは、Tadoku のひとつの一里塚です。その一里塚に向かって、Tadoku をはじめたばかりの頃は、とにかく手当たり次第、色んな素材を試すことになります。そのため特にこの時期は、「合わないと思ったら投げる」を徹底するように心がけておきましょう。「投げる」経験をたくさん重ねることで、少しずつ、素材を選ぶ「勘」が育っていきます。

やさし過ぎるくらいやさしいものを

とはいえ、最初はとにかく難しい素材を選びがちです。特に「読む」ことに関しては、「教科書」や「長文問題」と同じ感覚で選ぶと、多読をはじめるには難しすぎます。そこで、下記のリンクを参考に、最初は1ページに数語しかないような絵本や、1話が数分のアニメをたっぷり楽しんでください。

ピンク・ラベルのやさしい絵本の例: My Friend is Sad by Mo Willems (2007)、When Tiny Was Tiny by Cari Meister, Rich Davis (1999)

このとき、わからないところは適当に飛ばしてしまいましょう。絵(映像)や音から想像力をはたらかせて、全体がぼやっとイメージできたら良しとします。とにかく「完璧な理解」「正確な理解」にこだわらないこと。そのうち、がんばらなくても楽しく読める(観られる)感覚を体が覚えてきたら、それを基準に、ゆっくり、少しずつ、幅を広げていくといいでしょう。

迷ったら「楽しい」方へ

Tadoku の道すがら、迷った時に考えるべきことはたったひとつです。それが「楽しい」道かどうか――

  • わぁ、さっきから同じ行ばかり読んでいる・・・
    ――そんな本は投げよう!
  • さっぱりわからない気がするのに続きが気になる・・・
    ――そのままどんどん進もう!
  • 評判のこの本、なんだか入り込めない・・・
    ――評判よりも自分の感覚を信じて!

こんな風に、「楽しい」と思えている限りは、その方向に進みましょう。逆に、気分が乗らない、がんばらなければ続けられない、というような道へは進まないようにしましょう。効果がありそうだとか、みんながいいと言うから、などと惑わされずに、「自分だけの楽しい道」を進むことが、実は、Tadoku の「王道」です。

「多読仲間」が頼りになる!

そうはいっても…… 自分で素材を選ぶのも、途中で投げ出すのも、最初は不安になるものです。そこで、やはり「多読仲間」が頼りになるのです。実際に相談できる相手が見つかれば最高ですが、まずは、体験談や本紹介の記事を読んで、他の人がどんなふうに Tadoku を楽しんでいるのか、覗いてみるところから始めてはどうでしょうか。

「多読仲間」がどんなふうにあなたの多読を支えてくれるのか、そういう仲間をどこで見つければいいのかについては、下記の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

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