2008年 5月 の投稿一覧

ちょっとした、でもわたしには痛烈な、メモ・・・ 続き

やはり書いてしまおうと思います。
薀蓄に属することで、ひょっとしたらこの記事を読んで、
文法に走る人が出てくるかもしれませんが、
書いてしまうことで、(皮肉なことに)文法の呪縛を逃れる人のほうが
多いような気がするのです。
いわゆる文法用語がどんどん出てきます。
「外国語は基本的な文法からはじめなければならない」
という呪縛を逃れたばかりの人は読まないでください。
すっかり逃れた人、逆にどうしても逃れられない人は
ぜひ読んでください。

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ちょっとした、でもわたしには痛烈な、メモ・・・

最近ある本を読んだある人が、
核となる役割をつかむのがかなりむずかしいある語について、
きょう、ある感想をいいました。
(この記事はいわば蘊蓄なので、あまりくわしく書いて、
 みなさんを蘊蓄方面に駆り立てたくないのです)
その感想はわたしが10年ほど前から感じはじめているその語の役割と
同じだった・・・
ほぼゼロからはじめると、わずか数年で、文法少年、辞書青年だった
わたしに追いついてしまうのでしょうか?
ああ、これではいわゆる「蛇の生殺し」でしょうか?
みなさんをいらいらさせるだけか?
わたしだってくわしく書いてしまいたい気持ちですが、
いまは少なくともやめておきます。
いつかどこかで語りたいです。蘊蓄オフはよい機会になると思いますが・・・
(18禁(?)の禁断の部屋を作って、そこではこうした蘊蓄も
 解禁してしまおうか?)

多読の常識をくつがえす志学塾

沖縄は那覇の志学塾を訪ねてはや10日。いまもその衝撃の余波が続いています。
きょうも志学塾の卒業生が3人、一般多読クラスに来てくれました。
クラスが終わってから「ちひろ」というラーメン屋さんに行って、
わたしは根掘り葉掘り、志学塾のやり方を聞き出しました。
その結果と、那覇で聞いたことを総合すると・・・
多読はお金がかかると書いた舌の根も乾かぬうちに、こういうのもなんですが、
多読授業に、お金もほとんどかからない、しかも最大の効果を挙げる方法がある?!

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日本の古典も多読? ??続き

「紫」さんの「源氏物語多読(?)」に、沖縄那覇の志学塾の先生から
返信をいただきました。
こうして、人々が、場所や利害に関わりなくつながっていくのは、
しみじみいいものだと思います。
「西一戸」さんの返信です・・・
なお、XXXと書いたところはわたしが西一戸さんのメールに手を加えた部分です。

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音から絵!?

きょう、掲示板で「じゅんじゅん」さんの投稿を見つけました!
日付を見ると、わたしのノートPCが壊れて焦りに焦っていた日だ・・・
で、よく見るとホログラフィック・アプローチ(仮称、まだ思いつきだけ)を
思わせる・・・
(音の人って、ほんとに不思議です。わたしはきっとずいぶん文字寄りの人?)

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日本の古典も多読?

とにかくみなさんにいただくメール、会ってうかがうお話し、ときどきのぞくブログ、
すべてヒントが山盛りで、なんとも言えません。
たとえばきのうの多読的おしゃべり会(南南南会)に参加して、
http://tadoku.org/kb/kb7.cgi?b=yayakoshiki&c=e&id=2417
こういう感想を掲示板に書いてくださった「紫」さんは、第1回のときに、英語は話せないといって、日本語で実にうらやましい体験談を話してくれました。
わたしの引退後の一つの夢です。

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加点方式 対 減点方式 (Fluency/Accuracy?)

ひさしぶりです。
怒濤の4月の後、書類書きの5月がまだ去っておりません。
(多読・多聴はお金がかかりますね。あらゆる機会を捉えて
 予算を確保しなければならない、そのためには書類を山ほど
 書かなければならない! いつか学校や図書館でいくらでも
 ただで借りられる日が来るように、お金をかけるだけのことは
 あるのだということを証明せなあかんのです・・・)
で、本題の「加点方式」と「減点方式」ですが、ここ数日「みんなの広場」では
「多読的英語とのつき合い方と学校英語との関係について」という話題が
盛り上がっています。
多読的英語と学校英語の関係はほぼ「加点方式と減点方式」の関係か?

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イチゴとシャドーイングの関係について

いま「みんなの広場」(このサイトの掲示板です)で、
シャドーイングの話が進行中です。
http://tadoku.org/kb/kb7.cgi?b=yayakoshiki&c=t&id=2300
そこで、「もごもごシャドーイングの威力」の話が出ています。
わたしはもっともっと威力の実例を見て(聞いて?)見たいと思っていますが、
「スリーパー」さんという人が、もごもごシャドーイングにとんでもないことを言い出しました。それをみなさんにお伝えするのを長いこと忘れていました。
いえ、実に簡単な、しかしあっとおどろく工夫です。
口にイチゴを含んでシャドーイングすると
もごもごシャドーイングになりやすい!


それだけです・・・ でも、これはいわゆるコペルニクス的転回ですね!
みなさん、やってみて、様子を知らせてくださいな。

ORTに触れたこどもたち

児童英語教室でORTに触れたこどもたちは「こども」なのか?
それとも「こども式」なのか?
カテゴリー分けで一瞬迷いましたが、カテゴリーとしては
「こども式」しかないので・・・
「NEO」さんからのメールを紹介します。

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