多読・Tadokuを知るための本

当NPOでは、多読をはじめたい人や、多読をはじめる人たちを支援したい人への道しるべとなる本を出版しています。

多読をはじめてみようという人へ

『快読100万語!ペーパーバックへの道』
『快読100万語!ペーパーバックへの道』
著者:酒井 邦秀(NPO多言語多読理事長)
ちくま学芸文庫
やさしい本からはじめる多読と多読三原則を最初に提案した本です。2002年出版当時、大変な非難を呼ぶ一方、慎重ながら支持する人もいて、今の広がりにつながりました。多読の原動力として今も版を重ねています。(酒井)

  • はじめに
  • 第1部 実践編
  • 出発のまえに
  • 第1講 足慣らし〈ピンクレベル〉
  • ―辞書を捨てて、はじめのいーっぽ!
  • 第2講 登山口へ〈赤レベル 初級〉
  • ―和訳しない:逐語読みからかたまり読みへ
  • 第3講 2合目〈赤レベル 上級〉
  • ―途中でやめる
  • 第4講 3合目〈橙レベル graded readers〉
  • ―基本語の大切さ
  • 第5講 4合目〈橙レベル graded readers 以外〉
  • ―耳からも100万語
  • 第6講 中腹に来た!〈黄色レベル graded readers〉
  • ―いよいよ1000語をこえる:よくある質問
  • 第7講 6合目〈黄色レベル graded readers 以外〉
  • ―授業の実際
  • 第8講 7合目〈緑レベル graded readers〉
  • ―多読授業の落とし穴
  • 第9講 8合目〈緑レベル graded readers 以外〉
  • ―「めざせ100万語!」をめざす人へ
  • 第10講 もうすぐ頂上〈青レベル graded readers〉
  • ―急がば回れ
  • 第11講 頂上に到着!〈青レベル graded readers 以外〉
  • ―しかたなく「単語力増強」
  • 第2部 理論編―unlearn のために
  • 第12講 「音の常識」を捨てる
  • ―聞こえたままの音を出す
  • 第13講 「単語信仰」を捨てる
  • ―「語学は単語」ではない
  • 第14講 それでも単語を増やすには?
  • ―どのくらい読めばいいのか?
  • 第15講 「語順の常識」を捨てる
  • ―ごじゅんのきじゅんのむじゅん
  • 第16講 「the=その」を捨てる
  • ―学校英語の迷信
  • 頂上からのながめ―「めざせ100万語!」の先へ
  • 資料編 多読村 (http://tadoku.org) について
  • ※この活動は現在NPO多言語多読に吸収されています。
  • あとがき

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『ENGLISH JOURNAL』2016年11月号 特集:「多読」のチカラ
『ENGLISH JOURNAL』2016年11月号 特集:「多読」のチカラ
監修・執筆:酒井邦秀(特集部分)
アルク
滝のような豪雨と雷の鳴り響く夏のある日、わたしたちの事務所にて特集のインタビューが行われました。ゆうに3時間を超えながらも話題は尽きることなく、時に笑いが起こるインタビューを、アルク編集部の方のお力で、ぎゅぎゅぎゅーっと濃縮してまとめていただき、ENGLISH JOURNAL 読者へ送る「多読のチカラ」特集ができあがりました。(事務局)

  • 特集:ストレスなしで、インプット量10倍!「多読」のチカラ(全15ページ)
  • ◆Introduction
  • 「多読」支援の第一人者、酒井邦秀先生にインタビュー:「ゼロ」から自由に楽しもう!
  • ◆Tadoku 1
  • まずはここから!あなどれない絵本
  • ◆Tadoku 2
  • すらすら読める!バラエティー豊かな「段階別読み物」
  • ◆Tadoku 3
  • 原書を「挫折せずに」多読する!
  • ◆教えて!酒井先生 「多読」への素朴な疑問に答えます
  • ◆達人がナビゲート! 多読用ブックガイド
  • look inside

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『Let's スタート TADOKU! ~楽しい英語との付き合い方~』
『Let’s スタート TADOKU! ~楽しい英語との付き合い方~』
編集:酒井邦秀、みぃみぃ、Ernie、メロディ♪、Owly、雲山
NPO多言語多読
英語多読実践者のみなさん50人にアンケートをして、その回答をまとめた小冊子です。50人の人たちがどんな風に多読に入り込んで、どんな風に楽しんできたか、始める前、始めた頃、その後の悩みや喜びはなんだったか―実践者の肉声が聞けます。(酒井)

※この小冊子のご購入は、下記よりNPO多言語多読へお申し込みください(一冊300円+送料)

  • ◆tadokuの便利ツール
  • ◆誌上講演「楽しくなければ身につかない」
  • ―NPO多言語多読理事長 酒井邦秀
  • ◆はじめはここから
  • ―Oxford Reading Tree ©Oxford University Press 2013
  • ◆体験談
  • ◇特に勉強しなくても(中井和昭さん) ◇英語がしゃべれるように(AMINOさん) ◇楽学で、英会話もペーパーバックも(ちのりいさん) ◇特技は原書を読むこと(スクワランさん) ◇楽しいから続く(natsubonさん) ◇英語の本を読むのは特別な人?(ハマシギさん) ◇英語は分からなくても本は読める(雲山さん) ◇もう何でも読める(Ernieさん) ◇楽しく本が読める=tadoku(うさぎさん) ◇熟成とガジェットと(Omayuさん) ◇考え方に感心(調布の佐藤さん) ◇これならできそう(MIKIさん) ◇手を出した学習法は100を超える!(近眼の独眼龍さん) ◇英語が苦手な私でも大丈夫♪(ΤΚさん) ◇目標本と仲間が大事(メロディ♪さん) ◇趣味はミステリのペーパーバックを読むこと(みいみいさん) ◇人生を豊かにするtadoku(Owlyさん)
  • tadoku以前の学習/tadokuをはじめたきっかけ/tadokuを知った時の疑問とその答え/tadokuでやっていること/tadokuで感じた変化/tadokuで身につけたこと、どう活かしていますか?/tadokuの醍醐味は?
  • ◆実践者の活動紹介
  • オフ会(オフラインミーティング)
  • そもそものオフ会
  • スカイプ(Skype)オフ会
  • 絵本読み聞かせオフ@東中野の紹介
  • tadokuの先に見えたもの
  • ◆tadokuに活用できるガジェット
  • ◆ここではボクが、振り返ったらできていたtadokuの歴史を紹介します♪
  • ◆スペシャルインタビュー
  • 豊田高専(愛知県豊田市)の取り組み―豊田高専 西澤先生
  • ◆tadoku支援活動紹介
  • 多読(tadoku)支援
  • NPO多言語多読の多読講座
  • ◆tadokuの実践例 〜katobushiさんの場合〜
  • ◆多読(tadoku)用語集
  • ◆tadoku仲間のオススメ本
  • 児童書のオススメ
  • GR(Graded Readers)のオススメ
  • ◆NPO多言語多読の紹介
  • ◆編集メンバー

  • ◆価格
  • 1冊300円+送料180円
  • お申込み内容を確認後、ご請求金額をメールでお知らせします。
  • ◆お支払い方法
  • 後払い。同封の郵便振替用紙にて、小冊子到着後10日以内にお振込ください。
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  • ◆2冊以上のお申込み
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多読支援の道しるべ

『教室で読む英語100万語―多読授業のすすめ』
『教室で読む英語100万語―多読授業のすすめ』
著者:酒井 邦秀/神田 みなみ
大修館書店
『快読100万語!ペーパーバックへの道』で社会人の間に広がった多読を学校などの場に広げたいと書きました。 多読支援を実施中のみなさんから体験談を寄せてもらい、とても実践的な手引きになりました。幸いその後多読支援の輪が広がり、今は学校現場でもほとんどの先生が多読を知るようになっています。(酒井)

  • はじめに
  • 第1章 100万語多読とは?
  • 第1節 これまでの「多読」と100万語多読
  • □これまでの「多読」 □100万語多読の場合 □多読三原則→楽しい→続く→大量に吸収
  • 第2節 100万語多読の成果
  • □ほかにも例が…… □出藍の誉れ―追い越される喜び
  • 第3節 多読三原則による語彙と文法の獲得
  • □外国語だから辞書と文法を? □外国語だからこそ辞書なし・文法なしで! □多読三原則の1:辞書を引かない □そんなことが可能か? □それほど大胆ではない仮説 □大胆な仮説 □疑問の数々 □多読三原則の2:わからないところは飛ばす □‘It should have been you.’ □語りの世界に浸る □いくつも世界を重ねることで…… □多読三原則の3:進まなくなったらやめる
  • 第4節 多読授業の特徴2つ
  • □得意な生徒も、不得意な生徒も歓迎するクラス □特徴1 Affective Filter を取り除く―個別指導! □生徒・学生の気持ちを楽にさせるために □ー人ー人、それぞれの道…… □特徴2 絵本からハリー・ポッターまで―多種多様な本を用意する □絵本から挿絵本へ、挿絵本からペーパーバックへ □多読の先にあるもの □受験へ □6年間プログラム
  • 第2章 授業で行う100万語多読の方法
  • 第1節 多読授業の特徴
  • □読みやすさレベル0の本から―文字無し絵本も! □全員が違う本を読む □読書が授業 □読む量重視の100万語多読
  • 第2節 多読授業三原則と先生の役割
  • □「教えない」―個別指導が基本 □「押しつけない」―生徒中心の読書活動 □「テストしない」―楽しくたくさん読む指導
  • 第3節 多読指導をはじめるにあたって
  • □多読に必要な図書の冊数 □図書のレベル分け □本の置き方、見せ方 □適切な教室環境 □本の量で決まる授業形態―本の数が少なかったら……
  • 第4節 読書記録の方法
  • □読書記録は本人のため □何を記録するか? □読書記録を全くとらないケースも
  • 第5節 授業サンプルプランと多読三原則の指導
  • □授業プラン □多読三原則をどのように指導するか?
  • 第6節 生徒をよく観察しよう
  • □読書に集中しているかどうか判断する □生徒の読書スピードを見る □生徒に調子を聞く
  • 第7節 生徒へのアドバイス
  • □レベルを上げるタイミング □読めなかったら「理由」を生徒と一緒に探る
  • 第8節 多読授業で避けたいこと
  • 第3章 多読授業実践報告
  • ■学校での多読授業
  • ■高校での多読指導(1)
  • 〈実践報告①〉先生と生徒とともに100万語多読を(田潭美加)
  • ■高校での多読指導(2)
  • 〈実践報告②〉ある私立高校での多読授業の挑戦(高瀬敦子)
  • ■高専での多読指導(1)
  • 〈実践報告③〉学校全体での多読への取り組み(新川智清)
  • ■高専での多読指導(2)
  • 〈実践報告④〉技術者の英語運用能力育成に英文多読を導入(吉岡貴芳・西澤一)
  • ■高専での多読指導(3)
  • 〈実践報告⑤〉まずは小規模で多読サークル(佐藤秀則)
  • ■大学での多読指導(1)
  • 〈実践報告⑥〉楽しい多読授業の日々(黛道子)
  • ■大学での多読指導(2)
  • 〈実践報告⑦〉多読授業に変化をつける(畑中貴美)
  • 第4幕 多読指導の広がり―子どもから社会人まで
  • ■学習塾での多読指導(1)
  • 〈実践報告⑧〉中学1年生への多読指導(河野美紀子・黒田弘美)
  • ■学習塾での多読指導(2)
  • 〈実践報告⑨〉生徒と同じ目の高さから(渡辺賢一郎)
  • ■学習塾での多読指導(3)
  • 〈実践報告⑩〉受験につながる英語多読塾(小柳津佳世)
  • ■児童英語教室での多読指導(1)
  • 〈実践報告⑪〉子どもが自主的に学ぶ学習塾(忠喜美江)
  • ■児童英語教室での多読指導(2)
  • 〈実践報告⑫〉児童英語と100万語多読(利岡悦子)
  • ■社会人への多読指導(1)
  • 〈実践報告⑬〉多読の悩みをー緒に考えていく(高木徹)
  • ■社会人への多読指導(2)
  • 〈実践報告⑭〉NECソフトウェア北海道の多読サークル(浜館昌樹)
  • ■家庭での多読指導(1)
  • 〈実践報告⑮〉親子で多読―小学2年生から…(吹譯典子)
  • ■家庭での多読指導(2)
  • 〈実践報告⑯〉親子で「本の世界」を生きる(川路純代)
  • ■インターネッ ト上での多読指導(1)
  • 〈実践報告⑰〉私が受けたアドバイスから(川路純代)
  • ■インターネット上での多読指導(2)
  • 〈実践報告⑱〉まだ見ぬ方への応援(繁村一義)
  • ■オフラインでの多読指導
  • 〈実践報告⑲〉学智者同士の交流(藤吉妙子)
  • 第5章 多読クラスの四季―多読用図書案内
  • □春―歓声から情性へ、情性から再生へ □足慣らしは続く □情性から再生へ…… □絵本から挿絵入りへ □4月からのまとめ―「忍」の一字 □夏―暑さに負ける □秋―読書の秋? □リハビリテーション □部活、行事、バイト、教習所 □離陸の季節 □秋の夜長 □冬―実りの季節 □1年目の終わり □2年目へ―再び再生 □児童小説からジュニア小説へ □大人向けペーパーバック直前 □GRの最高レベル □ついに大人向けのペーパーバックへ! □最後に
  • おわりに
  • 多読授業の参考になる本
  • コラム
  • 語の意味を類推することについて/多読用図書にはどんなものがあるか?/多読用図書のレベル分けについて/多読指導する人の条件/チャンプルー読み/「辞書なし」で語彙は増えるか?/SSSのウェブサイトとは?/多読サークルのアンケート結果/読み聞かせはいいものだ!/シャドーイングについて/ITを利用した多読授業
  • 学習者用GR紹介
  • Oxford Reading Tree/Longman Literacy Land/Penguin Readers/Oxford Bookworms/Cambridge English Readers/Macmillan (Guided) Readers

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『図書館多読への招待』(JLA図書館実践シリーズ25)
『図書館多読への招待』(JLA図書館実践シリーズ25)
著者:酒井 邦秀/西澤 一
公益社団法人 日本図書館協会
酒井理事長と西澤一理事が執筆、監修した図書館の司書さん向けの本です。この本には、すでに英語多読に力を入れている公的図書館や学校図書館の実例、また海外の日本語多読の例までもがつまっています。これを参考に、多読ができる図書館が全国に広がることをわたしたちは願っています。(事務局)

  • はじめに
  • 1章 多読とは?―だれでも始められる
  • 1.1 多読はだれでも始められる
  • 1.2 英語力はあっても、なくても、大丈夫
  • ―ゼロから英検1級まで
  • 1.3 時間のない人も続けられる
  • ―待ち時間が楽しみ
  • 1.4 いろいろな趣味につながる
  • ―読書、会話、インターネット大学
  • 1.5 どのくらいの期間で?
  • 1.6 絵本の力―ことばの本当の姿
  • 1.7 費用の壁
  • 1.8 多読する人を支える交流の場として…
  • 2章 多読はどう始める? どう進める?
  • 2.1 学校英語は苦しかった……!
  • 2.2 多読はなにもかも正反対
  • 2.3 大学の授業で失敗して方向転換
  • 2.4 絵をみることから
  • 2.5 親子多読への関心
  • 2.6 多読をめぐる数々の疑問
  • 2.7 一緒に歩む仲間……図書館を中心に
  • 2.8 多読に向いた図書
  • 2.9 多読用図書のレベル分けについて
  • 3章 図書館の役割
  • 3.1 公立図書館の多読環境づくり
  • 3.2 学校図書館の多読環境づくり
  • 3.3 多読と学校司書の役割
  • 4章 図書館多読―いま公立図書館では
  • 4.0 はじめに
  • 4.1 愛知県の場合―図書館多読先進県
  • 4.2 愛知県知多市立中央図書館
  • ■利用者の声/英文多読の楽しみ
  • 4.3 岐阜県各務原市立中央図書館
  • ―「英文多読コーナー」設置までの足跡
  • ■利用者の声/やっばり仲間がいてこそ!・多読支援も「楽しい」が一番!
  • 4.4 東京都新宿区立四谷図書館
  • ■利用者の声/私の「多読ライフ」
  • 4.5 公民館の英語多読クラブ
  • ■利用者の声/趣味として・英語に近づいたぞ!
  • 4.6 インターネットを利用した図書館連携
  • ■利用者の声/tadokunavi(多読ナビ)感想・tadoku navi紹介
  • 5章 図書館多読―いま学校図書館では
  • 5.0 はじめに
  • 5.1 豊田高專図書館
  • ■利用者の声/高専図書館での多読の楽しみ・図書館で読みあさる至福の時
  • 5.2 東京都立稔ヶ丘高校における図書館多読
  • ■利用者の声/多読授業について・公開講座受講生の感想
  • 6章 図書館多読の可能性
  • 6.0 はじめに
  • 6.1 英語多読からtadokuへ、多言語多読へ
  • 6.2 スペイン語多読へ
  • 6.3 南カリフォルニア大学図書館における日本語多読文庫の取り組み
  • 6.4 日本語学習者に新しい世界を開く日本語多読
  • 終わりに
  • 資料編
  • 事項索引

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英語について、言葉について

『さよなら英文法!多読が育てる英語力』
『さよなら英文法!多読が育てる英語力』
著者:酒井 邦秀(NPO多言語多読理事長)
ちくま学芸文庫
学校英語の「外国語認識」には根強い先入観があります。その中で代表的な「時間表現」、「語順」、「決まり文句」などの誤解を詳しく解説しました。有名教授、大人気作家などの翻訳を採り上げましたが、反論はまだありません。議論になったらおもしろいのに・・・。(酒井)

  • この本を読むみなさんへ
  • 本書第1部について/「日本英語」という呼び方について/幕間について/第2部について/「多聴」について、「話す」「書く」について/本書で使用した資料について/『どうして英語が使えない?』を読んだみなさんへ
  • 第1部 問題篇
  • 第1章 彼と彼女の話―文法の一対一対応
  • §1 Heは「彼」ではなく、sheは「彼女」ではない
  • 翻訳ものは売れない!/読みにくい理由/sheを「彼女」と訳した理由は?/理由は「文法の一対一対応」/訳す? 訳さない?/「彼・彼女」は削除してもいい?/コラム lookとsee
  • §2 「彼・彼女」なしで訳すには……
  • 文法の一対一対応を捨てる/何がまちがっているか?/なぜまちがったか?/まとめ:訳すからわからなくなる/コラム ほかの代名詞はどうなっている? you=I? weはだれのこと? 「彼ら」って?
  • 第2章 「冠詞」:もう一度「この人だれだっけ?」―情報のつなぎ役
  • §1 訳すか、訳さぬか、それが問題だ……
  • 幸薄き冠詞に愛の手を!/theは鉄筋/情報の整理係/コラム 「あなたはもう知っています」とはどういうことか?/theと「言い換え」という技/「言い換え」という仕組み/翻訳界の盲点/日本語には言い換えはない?!/theが無視されて、言い換えも無視された……/情報が消えた?/「忠実な醜女か不実な美女か」/アダム・スミス 「国富論」!/古典翻訳の競合脱線/まとめ:無視されてきた理由/コラム aはどうなっている? 「どこの古池にどんな蛙が跳びこんだのか?」
  • 第3章 過去か未来か、はたまた今か?―時間表現の一対一対応
  • 全部ひっくり返してみたら?/日本語の時間表現/過去形を「……した」と訳して何が悪い?/三遊亭円朝の語り/日本語の文末は「た」と「る」が入りまじる?!/「た」「る」の混在は当たり前?/全取っ替え?/では「未来形」は?/willは「……だろう」「……でしよう」か?/脱「脱亜入欧」はいつ?/まとめに代えて―日本語の時間表現/なぜ過去形を「た」形で訳すのか?
  • 第4章 語順という呪縛―孤立が無秩序につながる
  • §1 英語を理解するには日本語を通さなければならない?
  • 英文和訳は「日本人の宿命」?/ゾンビー現る?
  • §2 英文和訳は誤読の元
  • 語順てなに?/コラム 文法的に正しい語順変換?/マザーグースから/解答篇:語順通りとは?/学校英文法違反/語順から句順、節順へ/二つの文にまたがる語順の乱れ/とてつもなく長い文章をどう読む?/長い文の料理法/原文の工夫を見逃し!/見逃しポイント1:原文全体は1文だが……/見逃しポイント2:男か女か、それが問題だ……/見逃しポイント3:二人はできている?/見逃しポイント4:文体/ふたたび、見逃しポイント1:語順こそすべて/語順の工夫はいらない! 作者の工夫を生かす/強く読むところ/語順はどのくらい乱れているか?/it… that… 構文の呪い/まとめ:語順の呪縛を解くには?/コラム 多読的精読とは?
  • 第5章 決まり文句―縁の下の力持ちにスポットライトを
  • §1 決まり文句とは?
  • 訊ねている? 叱っている?/「ハムレット」の謎のセリフ/そら見たことか!/1世紀前の見事な訳!
  • §2 100年以上気づかれなかった理由1―意味
  • 熟語との対比/直訳でもなんとなく通じる……/解答:やる気はある? ない?/こどもの決まり文句の怖さ/決まり文句の微妙さを翻訳すると……/決まり文句の不遇さ、日本英語の呑気さ/What’s the matter with you? の誤り/What’s the matter? とどう違う?/matterつながりで―for that matter/「会得しにくい句」?/英英辞典もあてにならない……
  • §3 100年以上気づかれなかった理由2―形
  • 決まり文句は変幻自在!/巨大コーパスによっても、とらえにくい例/決まり切った場面で決まり切ったセリフ/ちっとも大丈夫ゃない場面/コラム 「決まり文句」の定義―場面との結びつき/答えに窮した場面/大統領に答えてもらえない屈辱的場面/Good point. という形もある?/文法好きの日本人留学生/いつか来た道、どこかで見た形/「かけら」しかない……
  • §4 ではどうする?―量の不足がすべての原因
  • 犬も歩けば……
  • §5 言葉の最小単位
  • 会話は決まり文句でできている!/言葉の最小単位は「語」ではない!/まとめ:すべては吸収量から/決まり文句から見えてくる外国語への道/コラム 書き言葉の決まり文句、詩と決まり文句
  • 第1部 まとめ
  • (幕間キョーゲン)
  • 第6章 おもしろうて、やがて哀しき……―泣ける教科書の話
  • §1 検定教科書の実情―量の乏しさ
  • 中学3年間の総語数/中学3年間の獲得語数/所要時間/コラム 総語数とは? 多読とは? 多読クラスとは/高校検定教科書の場合/副教材の英文量/問題は量の乏しさだけか?
  • §2 検定教科書の実情―量足らざれば質足るべからず
  • 検定教科書の「人工言語」/文部科学省とダフ屋の秘かな関係/作った人々の頭の中/孤立した文の寄せ集め/わかりやすい例/またしても……孤立した文の寄せ集め/「秀の女歌手」/言葉はなんのためにある?/まとめ:文部科学省に別れを告げて
  • 第2部 解決篇
  • 第7章 絵からはじまる―澄んだ水をたっぷり
  • §1 絵本で日本英語の欠陥を越える―A Cat in the Tree の場合
  • 何かおかしくないか?/wallは「壁」?/getってどういう意味?/コラム getの意味をゲット! ついでにcatchの意味をキャッチ!/「立てかける」って、なんて言うの?/climbは「登る」?/コラム 水平移動のclimbを求めて……/stuckで詰まる/「お勉強」を勧めているわけではない!/まとめ:そっくり捨てて、頭のすすぎ洗いを
  • 第8章 物語を注ぐ、物語が溢れる―生きた実例
  • 見る前に跳べ
  • §1 樽が溢れた! 大量吸収の実例集
  • リボンさん(小学3年生)の場合―溢れるまでの期間:半年/その1:日英の時間表現/その2:決まり文句の活用/コラム その後のリボンさん/その3:読み聞かせのすばらしさ/吸収とは?/Oさん(中学3年生)の場合―溢れるまでの期間:2年半/ある中学校の授業/孤立した英作文では達成できない……
  • §2 「物語の力」―言葉の根源?
  • 中学1年生がスティーブン・キングを読んだ!/追い打ちをかけるように……/例外的だが、例外ではない/高校2年で「読むバイリンガル」/大学生の場合/大人の場合は?/まとめ/コラム 物語の力は物語として表れる
  • 第9章 物語の力―どこから来て、どこへ行く?
  • §1 「物語の力」の源―単語は増えるか?
  • 反常識的語彙獲得/ざしき童子の消える瞬間―語の役割を体得すること/多読による語彙獲得に必要な語数と時間/単語集よりも効率的?!/5%説の矛盾/多読する人たちは常識を覆す/1冊の本、一つの世界、一つの物語……/本はジグソー・パズル/ピース一つでは……
  • §2 「物語の力」の源―文法は身につくか?
  • 文法も物語から/It should have been you./「主役、やりたかったのに……」/物語 対 孤立した文/コラム GⅠ、 GⅡ、GⅢ/物語―浸ることの魔法/魔法その1:モネの絵を見るよう……/魔法その2:母語よりも早く……/浸りさえすればおとなだって……/コラム 語学学習クリニックの症例報告/いかに浸るか?/まとめ:物語の力でどこまで行けるか?
  • 新たなはじまり
  • 引用資料出典

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『どうして英語が使えない?―「学校英語」につける薬』
『どうして英語が使えない?―「学校英語」につける薬』
著者:酒井 邦秀(NPO多言語多読理事長)
ちくま学芸文庫
英和辞典の根本的な欠陥など、学校英語の矛盾を鋭く突きすぎて、英語教育界から総スカンを食らった本です。指摘した矛盾に正面から反論した人はいない一方、指摘を受け入れて改善された様子もなく、この本の批判は残念ながら今でもそのまま通用します。(酒井)

  • この本を読むみなさんへ
  • 第1部 英和辞典批判
  • 第1章 一対一対応という幻想
  • 1.1 water は「水」ではない
  • 1.2 head は「首」
  • 1.3 а few は「二、 三の」か
  • 1.4 of course は「もちろん」ではない
  • 1.5 一対一対応の例をまとめると
  • 第2章 英和辞典は Glorified Wordbook
  • 2.1 英和辞典は「辞典」か
  • 2.2 英和辞典という色メガネ
  • 2.3 英和辞典に未来はあるか
  • 第2部 「字校英語=人工言語」論
  • 第3章 乗っ取られた英語の音
  • 3.1 一つ一つの音の違い
  • 3.1.1 母音の場合
  • 3.1.2 子音の場合
  • 3.2 音と音のつながり方
  • 第4章 句、構文、文法の一対一対応
  • 4.1 句のレベル
  • 4.2 文のレベル
  • 4.2.1 not only… but also の研究
  • 4.2.2 ことわざ
  • 4.3 文法のレベル
  • 4.4 英語と日本語の淫靡な関係
  • 第5章 受験英語の栄光と悲惨
  • 5.1 『でる単』という革命児
  • 5.2 『基本英文700選』の惨状
  • 第6章 学校英語という名の人工言語
  • 6.1 英語教育の悪循環
  • 6.2 教科書英語と入試英語
  • 6.3 人工言語とは何か
  • 6.4 the big picture 人工言語の根
  • 第3部 英語学習の未来
  • 第7章 学校英語よ、さらば
  • 7.1 英和辞典よ、さらば
  • 7.2 文法よ、さらば
  • 7.3 教科書よ、さらば
  • 第8章 あたらしい出発
  • 8.1 浴びるように読む
  • 8.2 浴びるように聞く
  • 8.3 映画は最良の教材
  • 付録 演習編
  • 第1講 聞く
  • 第2講 読む
  • あとがき

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