音寄りの人、文字寄りの人 「kiwi」さんのお便り

きょうある人から「音寄りの人というのはわかるけれど、文字寄りの人っているんですか?」と聞かれて、わたしは「あ、そうだ、なんだかずいぶんいい加減に「文字寄りの人」と言っていたと気がつきました。(ある人、ありがとうございました!)

文字寄りの人、あるいは「文字の人」についてはまったく考えてこなかったので、何も書けませんが、かといって、「ことばはもともと音」という点については、わたし自身まだ骨身にしみてわかってはいなかったと思います。

そこへ、Ai さんのお便りです・・・

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劇薬シャドーイング再訪 A さんからの便り

わたしはみなさんからいろいろな形でヒントをもらっています。

中には今回の T さんや「すろ」さんのようにみなさんからヒントをもらう場合があり、
また、わたしが気がついたことは実はみなさんがすでに気がついているという場合もあります。
(そちらの方が多い!)

その一つですね、A さんからの便りは・・・

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劇薬シャドーイング再訪 そしてちょっとした方向転換

先日「すろ」さんがNPOの事務所に来てくれて、ボランティアのお手伝いについて
相談をしました。ちょうど水曜多読講座の時間だったので講座も見学。

劇薬シャドーイングについて興味深い感想をブログに書いてくれたので、
転載許可をお願いしました・・・

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語数より冊数? -- やさしい英語の効用

この前の同名記事からちょっと時間がたったので、念のため一連の記事で
わたしが言いたかったことを再掲しておくと・・・

語数を追いかけて字ばかりの本を読むよりも、 絵や音や映像のあるやさしい言葉を使った<本・manga・アニメ・映画・テレビ・ドラマ・実生活・仕事>(時には総称して「やさしい絵本」)をたくさん吸収する方がはるかにことばの獲得にはよさそうだ・・・

で、その方針を裏書きするような感想が二人の人が洩らしていたので、紹介します。

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日本で暮らす、外国籍の子どもの、日本語多読

多読村はNPO多言語多読のサイトになりました。
まもなく装いも新たに新サイトになります。お楽しみに!

(ボランティア活動としてサイトの模様替えをお願いしています。
いろいろなことがあって、予定通りには行きませんが、
予定通りに行かないところは予定通り・・・!)

で、NPOになって、日本語多読についても記事が増えています。
今回の報告は前便の T さんの「多読支援の喜び」に似ています・・・ 
多読があなたの隣にいる外国育ちの人の力になるかもしれないのです。

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点数よりもうれしいもの

引き続き、「多読と受験」の結果をお知らせします。

T さんが I くんの多読を支援し始めたのはたしか2年前。
強烈に詰め込みの中高一貫校で、I くんはすっかり英語嫌いになっていた。

T さんから最初に少しだけ相談を受けましたが、その後はT さんの
やわらかな支援もあって、この春 T くんは希望の大学へ・・・ 

でも、T さんにとっては(そして多読支援をする人たちの)いちばんの喜びは
第一志望の大学に合格したことではない・・・

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水曜多読講座(英語)の報告です--facebookへ!

facebookに報告してきました。

ここ です。

社会人のみなさんの意欲と、たくさんの素材がある環境はこれまでにない
研究材料を提供してくれます。

NPOの講座といういわば理想に近い場で何が起きているかを報告しています。
これからも講座でたくさんのことを観察して、発見して、みなさんの参考にしてほしいと
考えています。これからも報告に注目してください。