「語数より冊数?」 よりももっと過激な観察報告です!
この冬から何度もNPOの事務所に来て、ご自分の多読支援について
とてもおもしろい観察を語ってくれる Oさん。
Oさんの観察がいつ聞いてもおもしろいのは、非常にするどい感じ方をする
人だからだと思われます。きょうも「スロー多読」ということを言い出して、
わたしをびっくりさせました。
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「語数より冊数?」 よりももっと過激な観察報告です!
この冬から何度もNPOの事務所に来て、ご自分の多読支援について
とてもおもしろい観察を語ってくれる Oさん。
Oさんの観察がいつ聞いてもおもしろいのは、非常にするどい感じ方をする
人だからだと思われます。きょうも「スロー多読」ということを言い出して、
わたしをびっくりさせました。
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ここの話題の一つの主旨は
字だけの本や挿絵入りの本ばかり読んでいると語数は積み上がるけれども、
現実に存在する人や物と結びついた読書が少なくなる。だから絵本をいっぱい
読みましょう、楽しみましょう!
ということですね。
で、絵本の力を如実に語る文章を紹介します。
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「natubon」さんから再びお便りをいただきました。
natubonさんの娘さん(中学1年生)は、なぜ 窓 と window を開ける動作を変えたのか?
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学校英語を捨てることも必要だ!
多読は実際に使われる文字に触れ、使うことで、
tadokuは実際に使われる音声に触れ、使うことだとしましょう。
だとすると、わたしたちがtadokuを通じて実感する変化とは、
学校英語で習った語や文法の知識がいかに実際使われる英語とずれているか
学校英語で習った英語の「発音」や音読や話し方がいかに実際使われる英語とずれているか
--そのずれに次第に気づいていくこととも言えます。
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「natubon」さんの娘さんが窓とwindowで違う動作をしたことは
http://tadoku.org/sakai-note/archives/2013/03/04_1300.html
に書きました。衝撃でした。
で、以来何度も思い出して、なぜnatubonさんの娘さんは窓とwindowを
開けるのに違う動作をしたのだろうと考えてきました。どう考えても、
そんなにたくさんの回数その動作を絵本や映画やアニメで見たとは思えません。
で、おとといやっと思い当たったのはこういうことです。
つまり、natubonさんの娘さんはそもそも、
窓 と window が「同じ物」と思っていないのではないか?
すごいことですね・・・!
学校で「window=窓」と一度聞いただけで、それを別物と分かるまでにとんでも
ない回数 window に出会う必要があって、気の遠くなるような年月が必要です。
(わたしの場合、40年はかかった!)
つくづく日本語を混ぜて外国語を理解しようとすることは害の大きいことだと思います。
「多読的スピーキング」の最初の記事を読んでだ「katobushi」さんから
メールが来ました。
ほかにも同じ疑問を持った人がいるはずだと考えて、
メールの引用をお願いしたところ、快諾をいただいて・・・
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同じ話題の前便で、プさんの読み聞かせのどこがすばらしいか書きました。
岩手県温泉の旅から帰ったので、お約束のM♪さんの読み聞かせについて書きます。
みなさんには、なるほど、外国語の音というのはそういう風にして日本語の音とは
違うのだと思ってもらえればと考えています。
けれども、そこから「正しい発音」などという方向へは夢向かわないでください。
そんな方向は無限の時間がかかるだけです・・・
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一つ前の記事で M♪さんとプさんの読み聞かせを聞いてもらいました。
で、このお二人の音をもう少しくわしく説明して、学校で習った「英語の音」とどれほど違うか、
その一端をお見せします。
なお、これは英語をたくさん学習した人向けの記事です。
英語をたくさん学習した覚えのない人は読まなくていいですからね!
いや、読まない方がいいかもしれない・・・ M♪さんとプさんもね!!
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NPOの水曜多読講座報告からはじまった「多読的スピーキング」の
話題はこれからしばらくかなりメモ風に進みます。最初にお断りしておきます。
(いずれきちんと順序立てて本を書きます。)
今回はM♪さん、プさんの絵本の読み聞かせを聞いていただいて、
多読的スピーキングの「音」について考えをメモにします。
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水曜日の多読講座(英語)の報告でおなじみのYさんがまた変化したように思います。
その変化とともに、多読的スピーキングが見えてきました・・・
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