多読はここまで来た 番外編 入試対策についてかすかに修正!

多読で十分英語を吸収しておくと大学受験準備は非常にすっきりすると書きました。
あとで考えて誤解を呼ぶ部分があると考えたので、かすかに加筆します。加筆部分は「番外篇 その参」の終わり近くで、赤字にしてあります。
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つまり大学入試には、高校3年の夏休み終わりまでに相当量の語数を読んで、無駄なく吸収していれば、あとは[ほぼ/まあ]過去問を解くだけで合格する!? 語彙と文法は必要に応じて補強します。
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なお、「番外篇 その参」の原文にも赤字で加筆してあります。
「必要に応じて」どんな「補強」をするかについては、当座の補強方法をいつか説明しましょう。今回メモということで、省略します。

劇薬ってなーに?

「pot」さんの音がカタカナ英語からスワヒリ語になって、それから英語特有の音が聞こえるようになってきた劇的な展開について書きましたが、よく考えてみたら、「劇薬」ってなに?という人がたくさんいるのではないかと思い当たって、ここらで説明をしておこうと・・・

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シャドーイングの劇薬が効いた!?

電気通信大学の一般向け多読サークルに参加されている「pot」さんからシャドーイングについて、報告を寄せてもらいました。
シャドーイングの支援をするときに、わたしはときどき「劇薬」を用います。はじめましての掲示板の「なかいかずあき」さんがちょうど映画「ノッティング・ヒルの恋人」を劇薬として「服用」したときのことを書いていますね。
それとおなじ劇薬の服用をpotさんに勧めたところ、驚くべき効き目で、きょうも鳥肌が立ったのでした・・・
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「tofu」さんの聞き読みについて tofuさんからメール!

何度か書いたように、こども式サイトのメール・フォームで寄せられたメールは、サイトに関するものなら管理人が、個人的な内容ならわたしが返信します。そしてブログやサイトの内容に関するメールの場合はほとんどすべてブログに引用します。
で、その引用の仕方が、メールをくださった人の意図と違う場合が少なくないようです。「えー! そこに反応するの?」という感想を何度か聞いています。
今回のメールもそうだったようで、要するにわたしはわたしの言いたいことの材料にしてしまうというわけでしょうね。
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多読はここまで来た! 番外篇 その参 に「ゆきんこ」さんからメール!

「多読で試験の点数は上がるのか?」
この質問は
「辞書を引かずに単語がわかるようになるのか?」
とおなじくらい永遠の質問になるでしょうね。
だれもまだはっきりと答えることはできませんが、ゆきんこさんがご自身の見通しを寄せてくださいました。
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多読はここまで来た! 番外篇 その参 大学入試へ・・・

大事なことを忘れていました!
(って、このところこればかり・・・)
SSSの掲示板を見ると、多読と試験はおおむね相性が悪くて、TOEICを受けたけれどもちっとも点数が上がらないとか、逆に英検1級を持っているのに多読用図書のやさしい本もさらさらとは読めないとか・・・ 電気通信大学でもどうもうまく点数が上がらない・・・
でも、豊田高専でははっきりしたよい効果を記録しているし、沖縄の志学塾の成果も恐るべきものだし、わたしの個人的な大学入試指導(!)でもよい結果が出ています。さて、何が、どう、違うのか?
*26日にわずかな加筆をしました。記事の終わり近くに赤字で書いてあります。
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聞き読み!

「多読はここまで来た!」のどこかで「聞き読み」のことを書きました。
(どこだったかなあ・・・?)
2年前の夏に沖縄高専ではじめて聞き読みの意外な効果を知りました。それまでは「読むより速い朗読は楽しめるはずがない」と思っていて、だから多聴は多読の速度より遅いものを(逆に言うと読む速度が十分速くなってから多聴に移ることを)勧めていました。当然ですよね、書かれた英語を処理する速さを越える速さで聞こえてくる英語は処理できるはずがないと思いませんか?
今回いただいた「tofu」さんのメールからもわかりますが、「読む速度より云々」はまったく架空の議論だったということが沖縄高専でわかったわけです。
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英語の掲示板を!? 多読村へのご要望!

「グリーン」さんからすばらしい提案です。
多読をはじめて、海外サイトを読みに行ったり、英語でチャットをしたり、Skypeで音声チャットをしたり、英語でディスクジョッキーをしたり、という話はすでに書きました。
そうした英語の使い方はどれもよそのサイトでやることでしたが、グリーンさんは「多読村」の掲示板に英語を使う人を呼び込もうという・・・
実現できたらいいなあ!
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新刊! 「大人のための英語多読入門」

佐藤まりあさんの新しい本が出ます!
タイトルはこの記事のタイトル通り。おとなこそいままで生きてきた智恵と知識を活かして、多読を堪能できるはず、という趣旨です。
いまの時代にぴったりの読者層(中心は50代から60代?)を想定して、その人たち特有の「真面目さ」に配慮し、知識広々、思いやりたっぷり、小技ざくざくのお得な本だと思います。ぜひお近くの「おとな」のお知り合いに勧めてください。
(監修はわたしなのでした・・・)
4902091607
大人のための英語多読入門
佐藤まりあ(著) 酒井 邦秀(監修)