わからないところは飛ばす・・・ 飛ばした先

2010年11月13日
カテゴリ : 多読的リスニング(多聴)

「ちなつ」さんは村祭りにもこども連れで参加するそうです!

偏差値40から生還して外資系にお勤めということで、
いわば多読の星(?)とでも呼べそうな人ですが、
最近新たな報告を届けてくれました!

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 さかいさん こんにちはー
ちなつです。今日はちょっと発見があったので報告です。

最近幸か不幸か英語での電話会議がものすごく増えてしまい、
なかなか多読サークルへいけません。。。
でも多読村祭りは行きます!家族で♪ さかいさんの講演楽しみにしてます。

さて、そのものすごく増えてしまった電話会議。
時間はロンドンの朝、なので日本では17時以降。。。
集中力もそこそこ尽きているころです。
おまけにやらなければいけないことが多く、電話会議に出ながら
ちょっと内職してたり(メール書いてたり)とかやっています。

で、、、ふと思いました。

どこからこんな余裕が出てきたんだろう?と。

英語の会議なんて、集中して聞いてなくちゃついていけない、と
思っていたはず。
一度分からなくなったら、そのあとずっと分からない・・・という状況が怖いから。
その昔、多読初期のころ英語の会議に出て、そのまま頭が真っ白になったのも覚えているし。。。

頭真っ白・・・ わたしにも経験があります。

ほんとに真っ白になって、しばらく固まるんですよ!

それで、わたしの場合はたくさんの人の前で通訳をやってるときが多かった・・・

実にたくさんの人の前で固まるのですよ!

だけど、最近はまったく集中していない。(内職してるくらいだし・・・)
でも、大事なところはちゃんと聞いているし発言もする、一方自分の部署に関係なさそうなところはうわの空。
そう、わからないところは飛ばしていて、わかるところだけ聞き議論に参加したりしてる、、、
これ、まさに多読と同じことをしているのではないか、と思いました。

わからないところは見なかったこと(聞かなかったこと)にして、飛ばして、
その先をどんどん聞いていけば、だいたい話の概要や流れは推測できる。
だから英語の会議の中でも頭が真っ白になることはないし、一瞬白くなったとしてもすぐ補充できる余裕がある。
多読三原則の わからないところは飛ばす・・・は 読むためだけでなく、
いざアウトプットの世界、英語での会話の中でも ものすごく大事なところなんじゃないかと思いました。

↑ ここが 今回のちなつさんの報告の キモ ですね!

わからないところは飛ばす--多読三原則の キモ がアウトプットでも「すごく大事」

これはわかりにくいだろうなあ。わかりにくだろうとは思います。

あのね、聞こえてくることばをわかろうと思ったら、
一生懸命聞いてはいけないのです!

リスニングというと、よくヘッドホンをつけて、それを耳の上から両手で押しつけて、
懸命に「聞き取ろう」とする姿をよく見ますが、

  それはやっちゃだめ!

昔、英語での電話会議に出るだけでも憧れだったのに、
今は、電話会議出ながら、内職(英語メール書いてる)してる自分、
よく考えたらすっごいことでした。

わからないところは飛ばす・・・の先にあったもの =余裕(開き直り、とも言う?) ですね (笑)

では! (今晩も会議。。。です)

追伸:
そうそう、シャドーイング記6更新していたの連絡するの忘れてました(汗)
http://cndiary.exblog.jp/14370149/
以前さかいさんから伺った 「日本人が苦手なこと」をメモ程度にまとめたものです。
続きを書きたいのですが、なかなか時間が見つかりません~

聞き取ろうとすればするほど、聞こえてこない!
余裕があるほうがいい!!

こういうパラドックスはわたしのいちばん楽しいこと!!

ありがとー、ちなつさん! 村祭りで会いましょう!!