780_多読亭日乗

manga から graphic novel へ

「りょこ」さんが、twitterで紹介してくださったリンクを追って、
しばらく遊びました。

http://mrschureads.blogspot.com/2011/05/top-10-circulated-books-of-2010-2011.html?spref=tw

子どもたちに人気の作家がインタビューに答えていて、おもしろかったのですが、
なかでも印象に残ったのは Kazu Kibuishi という作家(日系?)が
昔から graphic novel が書きたかったと言っていること。

manga とどう違うのだろうか?

manga という言い方は今後廃れるのか?

こんなおもしろい話もめずらしい!

わたしは宗教的熱狂が大好きであります。

Quite often, 宗教的熱狂は破天荒なドタバタ劇に終わります。

日本ではほとんど話題にならず、わたしが知ったのも数日前なので、
いちばんおもしろいドタバタ・クライマックスへの準備の部分を見逃したのですが、

ここしばらくの間、アメリカではこの 5月21日に世界が終わる! という
大騒ぎがあったらしい・・・

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Apple と リンゴ はどう違う? 渋々から質問が来た!

きょう、午前中にわたしは渋谷教育学園渋谷で中学1年生に多読の話をしました。

わたしは大学の先生をしていましたが(いまも非常勤で多読授業をしていますが)、
中学校や高等学校を訪ねて多読の話をしたり、授業を見学しているうちに、
大学の先生よりは中学校の先生になりたい、

(できれば小学校の先生もいいけれど、教員免許を持っていない!)

と思うようになりました。子どもらしさを残しつつ、大人向けの話もわかる!

(たくさんの子どもと話すうちに、知的な発達では10歳から13歳くらいで
大人とおなじになるのではないかと思うようになりました。
大人と違うのは経験の幅と量だけではないのか?)

子どもたちから質問もどんどん出て、とても楽しい時間があっという間に過ぎました。

するとさっき、携帯のアドレスから表題の質問が届きました。
携帯で返信すると長すぎるかも、と思って、ブログで書きます、と返事をしました。

Kさん、以下がその記事です・・・

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Skypeおしゃべり会について--掲示板と同じ内容です。

Skypeおしゃべり会がじわっと熱気を帯びてきたことはすでにお知らせしました。

そこへアメリカテキサス州からJさんが「たどたどもごもごおしゃべり会」に参加
してくださって、なんだか新しい展開を見せそうな予感があります。

いま掲示板に「Skypeおしゃべり会」について二つの投稿をしてきました・・・

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「代名詞」がわからない・・・ メモ

「わからない」がわからない という話題は毎日頭の中を駆け巡っております。
意見をいただいたMさんとOさん、お待たせしておりますが、
忘れたわけではありませぬ。

  (そればっかり、というみなさんの声が聞こえる・・・ うぅ・・・!)

で、表題の「わからない」は、その 「わからない」がわからない とは別で、
わたし自身が、やっぱり「代名詞」というものをよくわかっていないなあ、という話・・・

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Euphoria!

不思議なことに(?)、きょうになってやっと退職して自由になった! という気がしました。

あした金曜日なのに、大学に行かなくていいんだ!と気がついた時でした。

授業は大好きですよ。仕事をやらなくていいから「やった!」というのではないのです。
どうも「大学へ行く」ということがいやだったのですね、やっぱり・・・

なんだか、なんでもできそうな気がしてくるのでした。

  (ちなみに euphoria というのは「根拠もなく勝手に感じている幸せな気分」の
   ことであります。)

次はおそらく非常用電源関係ではないだろう・・・

地震と津波の対策さえすれば原子力発電所は安全とでもいうような雰囲気が
あるように見えます。

わたしは、原子力発電に関わる次の事故は

  (何年後か、何十年後かわかりませんが)

非常用電源関係ではないだろうと想像します。

それだけです。

アマゾンのウィッシュ・リストの、その先にあるもの

東日本大震災で浮き彫りになったことが一つあるとわたしは思います。

それは普通の人々の役割です。

遠くから、インターネットやマスコミを通じて得た印象に過ぎませんが、
今回の異常事態で政治や経済やマスコミがおろおろしている間に、
そうした「権力」のない普通の人々がどんどんやれることをやっていった・・・
ように見えます。

わたしはそういう印象を、世の中についてこれまで一度も持ったことがないような
気がします。

twitter、facebook を通じて、普通の人が報道機関を通さずに状況を直接知らせ
あいましたね。中には本当のことと嘘が混じっていたでしょうが、それはマスコミを
通じた場合や政府や自治体の「広報」とたいして変わらないと思います。

その上、政府や自治体が動けない、あるいは動きにくい場面で、
普通の人々が作ったNPO法人が緊急に必要な支援を率先して進めていった
という印象があります。

  (近くからも一例を見ています。東京調布の味の素スタジアムでボランティアの
   人たちをリードしているNPO法人もそう見えました。)

その印象を「中抜き」ということばで表現した記事を「Julie」さんが紹介しています。
amazon の「ほしい物リスト」が行政や、マスコミを「すっ飛ばし」て、
被災地と篤志の普通の人々を直接つないだ状況をこう呼んだわけです。

ただし、「自治体の中抜き」 という見方だけではもったいないでしょうね。
「中抜き」されたのは地方自治体だけではなく、国の政府、これまでの日本経済、
そして、マスコミも素通りされてしまったのではないでしょうか?

その一つの典型が amazon の 「ほしい物リスト」 の活用だった・・・

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これまでにも何度か書きましたが、コンピュータは直接民主制に通じてこそ意味が
あると思います。そうでなければ単に従来からある制度の「効率を高める」だけの
ことで、根本的な改善や改革つまり革命には至らないでしょう。

ブログや、ウェブサイトや、インターネット検索や、wiki や twitter や 
facebook や 「ほしい物リスト」 は、「直接民主制」へ向う道が「ありうるかも
しれない」と思わせてくれたように思います。

アマゾンのウィッシュ・リスト

どなたのブログで教えていただいたのだったか・・・

陸前高田の消防団がアマゾンの「ほしい物リスト」を利用して、必要な物資の寄付を
お願いしはじめたのですね。

それはすばらしい方法だ! と興奮して、何度もそのリストを見ましたが、
いつもリストの中身は空っぽでした。つまり、どの品物もだれかが注文して、
被災地に送ってしまったのですね。

きょうはじめて、まだ注文の済んでいない物を見つけて注文したので、
やっとこの方法を紹介するができました。

ついでに、kunisakai のアカウントでさえずった紹介をそのままご紹介・・・

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