780_多読亭日乗

緊急連続ヨーロッパ旅行報告! きみはリンゴの色を知っているか?

緊急にしてはずいぶん遅れておりますが・・・

今回のイギリス滞在1週間では、イギリスのリンゴは青いか? という
長年の懸案に決着をつけることも目的の一つでした。

で、世の中の諸々同様、決着はつかず・・・

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プラハのwasabiビール

ロンドンの本屋さんの話に続いて、今ごろ5月のヨーロッパ旅行の話・・・

気の抜けたもいいところですが、このビールの話はピリッと目が覚める!

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ロンドンの本屋さん 風格、馴染み、余裕・・・

わたしが毎日一つブログの記事を書いて、それを続けられたら寄付してもらう
という提案がありました。

それはきつい・・・ でも、毎日はきつくても、ここまで遅いのは問題・・・

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The New Yorker誌のブログから・・・ メモ

この記事はわたし自身の心覚えです。

同ブログの最新記事で、フランスの作家アルベール・カミュが話題になっています。

そこで問題になっているのは、困難な状況(この場合ナチによる占領)下で、
生きることと自分を通すことの関係です。

今コンニャク屋さんで話題にしているわたしの翻訳は44のエッセイでできていますが、
その44通目がカミュについて語って、極めて印象深いので、メモにしました。

The New Yorker誌のブログ The Book Bench から

しばらく前にこのブログで100年間行方不明だった fairy tales が見つかった
という記事を読んでいて、紹介しようかな、どうしようかなと迷って紹介しませんでした。

その最近見つかった500の再話から一つ英語に翻訳されて、発表になりました。

King Goldenlocks というのですが、民話にお定まりのエピソードがいくつも出てきて、
ひさしぶりに昔のヨーロッパの匂いを嗅いだように思いました。

昔話、おとぎ話、民話、再話が好きな人にお勧めします

The New Yorker誌のブログ The Book Bench から

いつもはここでこのブログの In the News という記事を紹介するのですが、
それは ここ

1940年代から名作をコミックにしていたのですね!

これもまあ、おもしろいのですが、そのクリック先の abebooks というアマゾン

みたいなサイトにあった別のページ がおもしろいです。

これは5才と8才の娘に読み聞かせを続けているおとうさんが、読み聞かせを
した中から選んだ(なぜか)11才の子どもに読ませたい50冊の本を
表紙の写真付きで紹介しています。

結構読んだ本がありませんか?

二度目の退官記念飲み会!

2009年度にわたしの授業を受けた人たちが何人かで昨年3月に退官記念の
飲み会を開いてくれました。

居酒屋で集まって飲んだだけなんですけどね。うれしかった・・・

同じ人たちがきのう二度目の退官記念飲み会をやってくれました。
今回は非常勤講師を辞めただけなので「退官」ではないのですけどね、
やっぱりうれしかった・・・

というより、秘かに感激しておりました。去年も花束をいただいたのですが、
今年は花束とボールペンをいただきました。

(ボールペンは「あしたから使ってください」と言われたけれども、
   持ち歩いたら必ず見えなくなるので、家で使うことにしました。
わたしの持つボールペンには足が生えていると思う。)

きょう幹事のNくんがfacebookに「酒井先生と愉快な仲間」という
グループを作ってくれました。そちらも見て下さい。
わたしは家で撮った写真を披露します。

 

R0010917.jpg

 

みんな、ありがとう!

残念・・・ 光より速い粒子?

先日、興奮気味で掲載したニュートリーノとかいう粒子は再度の計測では光より速く
なかったようです。

CERN つまり The Da Vinci Code 前作 Angels and Demons に登場する
素粒子の研究所はきのう公式ページでニュートリーノの速さは光以下で
normal だったと発表しました。

ニュートリノの速度が速く見えたのは測定の不正確さによるものだそうで、
不正確になった原因は二つ--一つはよくわかりませんがオシレータ、
もう一つは要するに測定機器の接続ケーブルの接触不良・・・

わたしはいつも電気製品が故障したらまずケーブル類の接触不良を疑うことに
していますが、今回はあっけなくそこに決着しそうです。

もう一度5月に実験して最終的な結果が出るとのことですが、
残念・・・ 残念・・・ 世界が、いや世界の見方がひっくり返ったかもしれないのに・・・

The New Yorker誌のブログ The Book Bench から

今回も In the News という記事からです。これはぜひみなさんもfacebookの
ページを訪れて、「いいね!」をクリックしてください。

この記事 の最初のリンクからどうぞ。

要するに、映画の The Lord of the Rings と The Hobbit の権利を持つ
プロダクションが20年前からある The Hobbit というイングランドにあるパブに
名前を変えろ、さもなければ巨額の使用料を払えと言っているという・・・

Harry Potter の朗読でおなじみのイギリスの俳優 Stephen Fry が
パブの味方に加わって、パブを応援する人たちも増えることでしょう。

わたしの大好きな The Hobbit を金まみれにするのか、ハリウッドは!!??

The New Yorker誌のブログ The Book Bench から

John Dunning という作家の 邦訳「死の蔵書」 は本の本といっていいでしょう。
推理小説としてはどうだったかまったく覚えていませんが、設定がとてもよかった。

探偵が、元警官の、古本屋さんなのです!

そして、その古本屋さんがほかの古本屋さんを巡って、貴重なのに安い値を
つけられている本を探し出す。いかにも本好きの喜びそうな「本の探偵」でも
あるわけです。

で、今回の記事はまさにそれを職業としている book scouts と呼ばれている
人たちの話!

読むのは苦労かもしれませんが、フォーラムの【本の本】に興味を持つ人なら、
ちょっとがんばって読む価値があるかもしれません。

わたしも book scout を職業にしようかなあ・・・ もし暇があったら?
ちなみに先ほどのJohn Dunning の本は5冊くらい出ているのかな?
どんどんつまらなくなります。結局わたしは腐れ縁のように全部読んでいますが・・・