やさしいことばをたくさん吸収すること 番外編

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きょうも大学では一般向け多読サークルがありました。
波瀾万丈、疾風怒濤、阿鼻叫喚、常に倍するにぎやかさでしたが、
その話はすぐに書きます。

で、この記事ではきょう「そふぃ」さんから聞いた「やさしいことばの大切さ」を再確認
する感想を紹介します・・・

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5月の終わりに解いた入試レベルの問題を昨日(8/4)
もう一度解いてみたのですが、大きな変化が!!

ちなみに、ここ1ヵ月間、週1回ORTを1時間半とYL2-3の本を
1日1冊程度を読み続けていただけで、難しいものは
読んでいませんでした。

しかし、昨日2ヶ月前に解いた問題の英文を読んでみたら、
分からなくて読み飛ばしていたところが何箇所かスッと
分かったのです。

「スッと」というのは、
「あ、これORTで読んだあの場面だ」
というのがすぐにイメージ出来たということです。
これには自分でも驚きました。

そこで気づいたことがあります。

入試問題でも難しい所を頑張って分かろうと努めるのでなく、
易しい所を深く理解することが出来れば、全体の流れや内容が
より鮮明に立体感を持ってイメージできるのです。
(小説なら物語に入り込める)

では今回はこの辺で…

そふぃさんはこの話をとってもうれしそうに語ってくれました。
多読は試験のように点数で成果が出るわけではないし、
(そもそも、きょう夕食のときに「tribird」さんが言ったように、「成果」なんて求めない
 ものかもしないし・・・)
進み方を自覚することがむずかしいと思いますが、そふぃさんはさいわい5月と
8月の間の変化を自分で確かめることができたようです。よかった、よかった!

そしてもう一つ・・・

受験勉強の毎日を送っているそふぃさんが5月に研究室に現れたとき、
わたしは8月の終わりまではやさしい本だけを読むことをすすめました。

受験を3月に控えた人に、これはとってもおかしな助言に聞こえたはずですが、
なんとそふぃさんはそのまま素直に受け入れてくれたようです。

そしてそれによる変化がこんな形であらわれて、そふぃさんはほっとしたこと
しょうね。そふぃさんがほっとしただろうと思うと、わたしもほっとします。

さて、最後にそふぃさんの感想の勘所をもう一度確認しておきます。

入試問題でも難しい所を頑張って分かろうと努めるのでなく、
易しい所を深く理解することが出来れば、全体の流れや内容が
より鮮明に立体感を持ってイメージできるのです。

これはわたしにとって、「内容語と機能語」の記事に通じる大事なテーマです。
もちろんある中学3年生の英検合格とも関係があります。
そのあたりは今後も書いていくことにしましょう。

とりあえずそふぃさんとともにわたしもうれしかったことを記しておきます。