やさしいことばをたくさん吸収すること 連載第1回

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きのう書いた「やさしいことばがそのままわかること」の最初に、
大事な記事を書きたくなったが、もう少し考えさせてくださいと書きました。

なんと決断してしまいました。ビイル樽を転がすことにしたのです。
で、今回はその最初です。すなわち、みなさんはいかにわたしの背中を押したか・・・

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みなさんがわたしの背中を押したなんて、責任転嫁のようですが、
実際そうなのです。

どうして決断したのか? 
どうもビイル樽を転がす時期が来ているように思えたのです。

「アトム」さんは「基本中の基本単語」はたくさん読むことでしか解るようにならない
のではないかと書きました

「近眼の独眼龍」さんは「どうもペーバーバックばかり読んでいると、Outputが
ぎこちなくなることが多い」というメールをくださいました。

まだ紹介していませんが、パピイさんも同趣旨のメールをくださいまいた。

最近電通大のHくん、?くんのことを書きました。二人とも非常にやさしい本ばかり
読んで、TOEICの点数が600点前後になりました。

また、「43番目の少年」の記事も書きました。やさしい本の大切さが話題になって
いました。

中学2年生の男の子で、英検の準2級に合格した子の場合は、
やはりやさしい本しか読んでいませんでした。

「こども式」のブログでは「内容語と機能語」という記事で「やさしいことば」の
大事さを書きました。

「リボン」ちゃんや「O」さんといった「こども」が数万語から数十万語で「溢れ」た
のもやさしい絵本をたくさん読んだからかもしれません。

さらに、甥のSくんのことをその昔SSSの掲示板で報告したことがあります。
Sくんは多読主体で一橋大学に合格しましたが、読んでいた本のレベルはSSSの
YLで3まででした。一橋大学の英語の問題はYLでいうとおそらく6以上でしょう。
なぜ3レベル以上も離れた試験でうまく解答できたのか?
Hくん、?くんとも通じる疑問ですが、その上ある中学2年生はむずかしい語を
かなりわかっていなかったと思われるのに、英検2級に合格しました。
(元の記事が探せません。見つかったらリンクを貼ります。)

もっと例を思い出したらまた追加します
ここまで2、3日前のアトムさんのブログからはじまって「やさしいことば」
の大切さをわたしがどういう風に実感してきたかを時間をさかのぼって
並べてきました。

こうしたことが積み重なって、わたしは大きく舵を切る時が着たように感じています。
不定期で、しかもどのくらいの連載になるかわかりませんが、
やさしい本の大切さとむずかしい本の裏切りについて、
そして舵をどう切ろうとしているのか、少しずつ書いていきます。

楽しみにしてください。ぼくはとっても楽しみです!

第1回から2ヶ月以上も経ちました。第2回を書きました。