多読の悩み??「みちる」さん的やり過ごし方

停滞は多読継続の大問題です。
かつてSSSの掲示板で「ペギー双葉山」さんが「停滞大研究」を繰り広げてくれました。掲示板の貴重な財産です。
(いつか、このブログにそっくり再掲を企てておりますが、ちょっとお待ち下さい。)
「みちる」さんの手は、やり過ごす!

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長野県に行ってきました。

長野県の教文研修会で多読授業の話をしてきました。
さっき帰ってきて、少々眠い、いや、だいぶ眠いので、
簡単に・・・
たっぷり時間をいただいて、2時間多読授業についてお話ししました。
でも、足りなかった・・・ 多聴の話とか、多読と受験とか、いろいろ話し残しました(?)。予定の話題の3分の1しか話せなかった。
じゃなかった、話さなかった。2時間もとっていただいたのは室井先生の心遣いだったのに・・・
でも、タドキストでもある○○高校の先生に30分も多読授業について、ご自身の多読について話していただいたし、あちこち出没で有名な○。○。さんにも話していただいたし、ワインもいただいたし、実に充実した1日でした。
終わったあと、なんと1時間もみなさんが残って、○○○○さんと○。○。さんが持ってきてくださった無慮数百冊の本を真剣に眺めてくださった!
これからは大量の多読本を持ち込んで講演だ!とひそかに(?)誓ったのでした・・・
また行きたいぞー!
いや、行きます。今年唯一の出張旅費は○○高校の授業見学と決まった!

低コスト多読--びっちゃんさん編

低コスト多読のことを半年前に何度か話題にしました。
図書館方面と同じくらいか、あるいは現時点ではそれ以上に
低コスト多読は大事なトピックです。
びっちゃんさん、ありがとう!

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ブログ復帰第一号! 130万語で話せた!?

5月以来ためた材料をこれから一日一つずつブログに載せていきます。(管理人には「2日に一つにしときなさい」と言われていますが、とても我慢できないとおもー)
で、復帰第一号の話題は景気よく「多読から話すへ」です。
「りあ」さんは謙遜していますが、言葉が口をついて出たということがいちばん大きな一歩だったのではないかな?

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さかいさいかいさ

長らくお待たせしました(?)。酒井は「多読的・英文法問題・集」(仮題。yhiroakiさんに「売れませんね」と言われた・・・)の第一稿を書き上げました。サイトとブログの活動を再開します。
当初6月いっぱいには書き上がると思っていた第一稿がなんと半年以上、延びてしまいました。立ち上がったばかりのブログにもかかわらず、こんなに長い間休止してしまったことは本当に申し訳ないと思っています。けれども、延びたのは多読をしている人たちの「
せい」なのです! その辺を少しお話しして、(たとえみっともないと言われようとも)言い訳にしようと思います。
一つは原稿を書いている間に多読する人たちがどんどん先へ行ってしまって、追いつくのに大変だったことです。
 何年前から準備をはじめたか、もうわからなくなってしまいましたが、4年半前に英国オックスフォード大学のケロッグ・カレッジで「英日翻訳論」の講義をしたときには、講義ノートで半分は書けたと思っていました。甘かった・・・
 その後、残りの半分を書こうとがんばっているうちに、多読をしている人たちの報告はどんどん深化し、広がっていきました。そうした報告の知恵や洞察を本に含めたいと考えたため、本の内容はどんどん変わっていきました。ケロッグ・カレッジ講義ノートの内容はきのう筑摩書房に送った第一稿には半分も残っていません。中には本当に切るのが惜しい材料がありました。あまりに惜しくて、削除を決断するまでに時間がかかりました。(それは、こども式サイトも含めて、なんとか復活の場を見つけたいと思っています。)
もう一つの理由はわたしがどうしても「見栄」を捨てられなかったことです。原稿を書きながら、わたしはいつもオフ会や掲示板で知っている人たちを意識していました。わたしの文章を読んでみなさんが「酒井は考えが浅い」とか「なんと非論理的なのだ」と思われないかといつも気にしていました。そのために細かい字句や全体の構成を何度も何度も修正することになりました。そうして推敲を繰り返した挙げ句、構成が変わってそのあたり全部を削除したことが何度あったことか。せめてみなさんの目を意識したことで、多少とも読みやすい文章になっていればよいのですが・・・
なにはともあれ、みなさんは「多読的・英文法問題・集」(仮題)の執筆を陰に陽に支えてくださいました。深甚なる感謝の意を表します。(冗談ではなく! みなさんがいなければこの本はなかった。読んでくださればわかります。)
「こども式」サイトとブログは5月以前の活動を再開します。そして、一周年には間に合いませんでしたが、新たにさまざまな活動を提案していきます。楽しみにしてください。
掲示板について
 掲示板はわたしがサイトとブログを留守にする間のお楽しみとして、当初やはり1ヶ月間限定のつもりではじめました。けれども原稿が遅れるにつれて掲示板はそれなりの進展を遂げてしまいました。いまはもう急に廃止というわけにはいきません。このまま続けることにしました。みなさん、よろしくお願いします!
なお、わたしはSSSの掲示板にも復帰して、半年前と変わらぬ投稿をします。そちらでもよろしくお願いします!!

多聴特集 – 紹介素材音源を試聴してみよう!

ここ数日、多聴の話題が続いていますが、今日は多聴多読マガジン5号でアンケート回答者のみなさんに「聴きくらべ」てもらい、紹介した音源の試聴ができるサイトを紹介します。
聴きやすさ比較表、素材紹介で興味を持った音源は、ぜひサンプルを聴いてみてください。
そしてお時間があるときにでも「多聴アンケート」から、あなたの感想を聞かせてくださると嬉しいです。「聴きくらべ」は2つ以上であればいくつでもかまいません。
※多聴アンケートはここで紹介する音源だけにこだわったものではありません!
 どんな素材・音源でも感想まってます!

多聴多読マガジン 2007年 10月号 [雑誌] 多聴多読マガジン 2007年 10月号 [雑誌]
by G-Tools

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きょうから始める「多聴」入門

本日、多聴多読マガジン5号が発売になりました。
この号では酒井の「多聴特集」が掲載されています。
これにあわせ、聴きやすさアンケートに協力してくださったみなさんの声や、特集に掲載できなかった原稿などを、このウェブサイトで公開していきたいと思っています。

B000V7NVNA 多聴多読マガジン 2007年 10月号 [雑誌]
コスモピア
2007-09-06

by G-Tools

(表紙を見て気づきましたが、創刊1周年なんですね。おめでとうございます!)
では、公開第一弾として、特集で掲載されてる各表のエクセル版を紹介します。
[:URL:] 多聴特集雑誌掲載分(回答者のコメント付き)エクセル版html版
雑誌では2色刷で表現されていますが、エクセルではフルカラー(?)になっているので、それぞれの聴きやすさが見比べやすいと思います。ほか、回答者のみなさんのコメントも掲載しています。
(多聴多読マガジンではp.14-17の表になります)
[:URL:] 多聴特集生データ エクセル版html版
こちらは特集にむけての生データです。雑誌にも掲載されていますが(p.13)、

1. 今まで聞いた音源を「主観で」聞きやすい順に並べてもらいました(1次アンケート)。
2. 1をとりまとめ、重複の多い音源のうち、web上でサンプルが聞けるものを中心に、2次アンケートを行いました。
3. 2をさらにとりまとめ、10本の音源にしぼりました。これらは、既聴者が多く、人気のあるもの、入手しやすいもの、web上でサンプルが聞けることなどを考慮し、しぼりこみました。
4. 自分に合った「聞きやすさ」を見つけてもらい、また実際に「聞き読み」を体験してもらうために、本特集にはGR5作品の音源がスクリプトとともに収められています(p.24以下)。アンケート回答者には上記10本に含めるかたちで「聞きくらべ」をしてもらいました(3次アンケート)。

ここの1、2の段階の生データです。回答が膨大なので見にくい部分もありますが、回答者のみなさんがいままでどんな音源に触れていたのか、ぜひご覧になってください。
最後になりましたが、アンケートに協力いただいたみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。みなさんの回答があり、この特集ができあがりました。ありがとうございました!
次回は、酒井の雑誌未収録分原稿の紹介になる・・はず、です。

追記
「多聴多読マガジン – きょうから始める「多聴」入門」関連、更新中!
1、多聴チャートアンケートへのお願い!
2、多聴特集 – 紹介素材音源を試聴してみよう!

愛知県の図書館で相互貸借実験!

原稿書きも(やっと?!)終盤に入り、ブログや掲示板復活も近い酒井から、愛知県のみなさんへ相互貸借実験のお願いです。

愛知県では今、図書館館連携(豊橋市中央図書館、豊橋技術科学大学図書館、愛知大学図書館の間の協定)を使って、豊橋市中央図書館から豊橋技術科学大学の多読用図書2000冊を借りる実験をしてもらっています。
豊橋技術科学大学図書館の貸出(外部利用)は成人に限られることと、豊橋技術科学大学が中心部から遠い(駅前からバスで片道30分、430円)のですが、市立図書館窓口の利用であれば、間口が広がるのでは?との考えです。

お近くにお住まいの方は、ぜひ、相互貸借実験の協力をお願いします!
【参考】
[:URL:] 国立大学法人豊橋技術科学大学附属図書館へようこそ
[:URL:] 豊橋技術科学大学 図書館 – ワイワイマップ – Yahoo!地図情報

辞書を引いてみたら

「杏樹」さんがわざわざ辞書を引いてみる実験をしてくれました。
(もう半年近く前のことですが・・・ 遅くなってごめんなさい)

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