300_多読

多読はここまで来た! 先生はどこへ行った?

これまで約7年間の多読の道程を急いで整理してきましたが、新装開店がすこし先になったので、ちょっと余裕ができましたね。その余裕の間にまだまだ思いつくかもしれませんが、今回がまとめです、一応・・・
「その拾四」の最後で書いたように、多読はどこまでも「自分の足で立ち、自分の目で行き先を選ぶ」ので、先生はいらないようであります。
このこともみなさんが教えてくれたことです・・・
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多読はここまで来た! その拾四 学習から獲得へ

そもそも多読はだれかの言うとおりに学んで、だれかの真似をして、言葉を学習するのではありません。
だれかの言うことではなく、自分の胸にたずねて、だれの受け売りでもない答を得て、
自分だけの道を選んでいくものです。
そのことで、二つの記事を書きます。一つは多読がこれまでの「学習」と根本的にどうちがうか。もう一つは次回の記事、すなはち最後の記事になりますが、自分の足で立つ人たちのことを書きます。
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多読はここまで来た! その拾参 樽から溢れる

「その拾弐」の続きで、今度は樽からの溢れ方もさまざまです。その間口と奥行きとの幅をおさらいしておきます。
  (と、書きはじめたのですが、結局かなり長い、メモ以上のもの
   になってしまいました。ご覚悟を!)
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多読はここまで来た? その拾壱 洋書売り場を変えた!

約7年前に多読を提案して以来、さまざまな疑問が投げかけられました・・・
辞書も文法も使わずにペーパーバックが読めるようになるのか?
読むだけで話せるようになるのか?
入学試験に合格するのか?
・・・
中でも多かったのは最初の質問でした。そしてそれに対するわたしの答えは「洋書売り場を見ていてください」というものでした。
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多読はここまで来た! その拾 発音練習はやめた方が・・・

わたしもごく最近まで、発音練習は当然のことと思っていました。
「その九」の発見と似ていますが、いまはどう考えても発音練習は害ばかりのような気がします。ほとんど英和辞典とおなじくらい避けた方がよいと思います。
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多読はここまで来た! その九 言葉の獲得は物語から語へ

これまでの常識では、言葉の獲得は小さい単位からはじまります。そして次第に大きな単位へと積み重ねていきます。
ところが、多読は大きなところからはじめて次第に小さな単位へと焦点が定まっていきます。
ちょうど逆ですね。ということは、非常に意味の大転換であるはずです!
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多読はここまで来た! その八 に、「ひまわり」さんのメール

「Hyde」さんに続いて、ひまわりさんからもメールをいただきました。
これはある意味象徴的です・・・といってもほかの人にはわからないでしょうね。
ひまわりさんの了解を得ていないのでぼやかして書きますが、ひまわりさんも
日常の暮らしがそのまま言葉の奥底に通じているみたいなところのある人なのです。
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多読はここまで来た! その八 に「Hyde」さんからメール

「多読の力は物語の力」−−なんて、かっこよすぎるかなと思うのは、今だからです。
思いついた当初は「本当かどうかわからん」と思って、用心深く、みなさんのSSSの掲示板への投稿を読んだり、オフ会で話したりして、秘かに検証を続けました。
でも、今のところはどうもやはり多読はただ外国語の表面を扱うだけではないような気がしてなりません。
それに、ふと回りを見ると、「物語」ということを題材にした本や考え方はほかにもあるらしい。そしてそのいずれもが、物語は人の心の奥底に訴えるというようなことを語っているらしい、と気がつきました。
「その八」にさっそくいただいたHydeさんのメールもそういう主旨であるようです。
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