電気通信大学でわたしの多読授業を受けながら、多読的おしゃべりにいそしんだ
3人組のことは何度か書いたような気がします。
今年も(単位も成績も関係なく)3人は火曜日3限の授業に現れて、
DVDを見たり、CDつきの本で聞き読みをしたり、聞き読みシャドーイングを
しています。
きょうはその3人に、英語でいろいろ質問をしてみました。
「いろいろ」というところがミソなのです。
これまでこの3人は50週ほど、 毎週book talk をやってきました。
最初のうちは5分がやっとで、しかも途切れ途切れ。
それがそのうち10分になり、15分になりました。平均して10分というところです。
15分続けて話せるというのはたいしたものだと思います。
けれども、読んできた本の報告と、「いろいろ」なことについて質問されて、
それに答えるのとでは、様子がだいぶ違うだろうとわたしは予想していたのです。
ところがとんでもない! 3人はほぼ淀みなく、いくらでも英語で答えたのです!
もちろんいわゆる「つたない」文という面もありますが、これまでの「普通に」
電通大の英語の授業を受けた学生ではありえない「淀みなさ」です。
そこまでなんと 10時間足らず!
わたしは「そんなに短い時間でここまでということがあるのだろうか?」と
不思議に思いました。どうしてそういうことになったのか、これからまた
うれしい研究課題ができました。
そして、わたしは3人に脱帽しようと思いましたが、まだまだこの先がある、
この人たちにがもっと先へ伸びるように手伝うぞ、と気持ちを新たにしました。
またそのうち報告します。(YouTubeで公開、というのは3人とも断った・・・)
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