まさに朋が、地の彼方から、時の彼方から、集った村祭りでした。
そしてきょう、時間も場所も離れたある人からうれしいメールがありました!
***********************************
酒井先生、こんにちは。Mです。
今日、英検1級の合格証明書が届いたので、先生にご報告したいと思いメールを書いています。
酒井先生にお会いしたのは私が中1の時だったでしょうか。
私は今、K大の法学部に通っています。1回生です。
覚えています、Mちゃんに最初にあった時を!
お顔の細部までは覚えていませんが、
たしか心も体も伸び伸びという印象があります。
それにしても、そうですか・・・ 6年くらい経っているのか・・・
思い出はともかく、K大入学、英検1級、おめでとう!
私の多読歴は中1から始まってORT、LLLなどを中心に初めから順番に
読み進め、中2の冬に約300冊で80万語ほど読んだところでストップしました(笑)
中3の冬に、受験勉強からの逃避と親には言われましたが、思い出したように多読を再開しティーン向けのペーパーバックのシリーズを気に入って何冊か読んでいるうちに一気に140万語ほどまで読みました。1冊5万語ほどを二日で読むペースでした。
受験が終わると同時にぱたっと多読から遠ざかってしまったので、2か月ほどのブームでしたが・・・。
受験の息抜きに多読--という人はほかにもいますね。
わたしはそういう報告がいちばんうれしい!
多読が楽しみになっていて、読むと気持ちがいいということですからね。
多読のそもそもの目的であります!
それにしても5万語の本を二日で読むというのは、スピードもさることながら、
ストレスも相当なものだったのでしょうね・・・
これ以降は特にまとまって多読をすることはなく、趣味で年に1冊読むか読まないか程度で、本当にお恥ずかしいのですが(笑)
でも振り返ってみると、私の英語力の素地というか、基本はこの時に身についていたのだと思います。
多読で染みこんだ素地はちょっとやそっとでは消えないもののようですね。
それはもうたくさんの例があります。
大学受験の勉強をはじめる前に140万語というは、おそらく十分な量ではなかったかと
推測します。(Mちゃん、研究資料をありがとう!)
中学で学校英語に慣れるまでは、自分の英語の理解の仕方とのギャップに苦戦したこともありましたが学校や受験英語は適当に割り切って折り合いをつけることを学んでからは、多読でつけた力をベースにのびのび英語と付き合っていたかなと思います。
一つ質問です!
どうやって折り合いをつけましたか?
おなじ壁にぶつかる 多読育ち はかなり多いように思います。
Mちゃん、もし時間があったら、ぜひ教えてください!
読解やリスニングに関しては本当に何もしませんでしたが、多読とシャドーイングのおかげで全く苦労しませんでした。
今回受けた英検も、過去問は何回か解きましたが、他には対策はしていません。
語彙はボロボロでしたが、長文読解とリスニングと作文に助けられました(笑)
面接も、普段英語で話す機会もないし、自分では全然喋れなかったと思いましたがシャドーイングの要領で勢いのまま喋ったのが良かったのかもしれません。
資格を取るために勉強してきたわけではなく、英語がずっと好きで今まで来た延長上でご褒美までもらえた気持ちです。
多読から英語に入るというのが自分にとっては当たり前のことでしたが、とてもラッキーなことだったんだなと思います。
もし、多読をしていなかったらと思うと逆に恐ろしいです。
酒井先生ありがとうございます^^
今週の週末はTOEICがあるのだそうですね。
電気通信大学のわたしの授業でも、3年生はほとんど受験するようです。
就職試験のため、そして、大学院受験のため、です。
わたしがその人たちに「どうしたらいいですか?」と尋ねられて言うことは、
過去問をやっておくこと、考えちゃだめ、勘に頼ること、です。
Mちゃんの英検対策もそうだったのかな?
うーん・・・ あのMちゃんが大学1年生・・・ うーん・・・
ま、いろいろ考えずに、Mちゃん、Mちゃんのおかあさん、よかったね!
そして、メールをくださって、本当にありがとう!!
(Mちゃんのお母さんは昔からの多読仲間ですが、
このサイトをみてくださっているようです。
「多読村祭りの掲示板」で、「まりあ」さんも言っていますが、
多読が作った仲間はなんと永続きするのでしょう!)
お二人とも、またいつかひょっこりと訪ねてきてください・・・
(Mちゃん、できれば上の質問にお返事をお願いします・・・)
三度目ですが、よかったねー!!!
最近のコメント