西澤さんとわたしは理由は異なるものの、TOEICの問題点については意見が
一致しているようです。すなわち・・・
TOEICの問題はTOEIC対策だ!
というわけです。
そこで、西澤さんの考える「あるべき対策」にわたしの意見をはさみます・・・
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以下の冒頭に「前回のメールと重複します)とあるのは、
「TOEIC対策」の話題の初めの方の記事のことです。
3)なら、TOEICとどのように付き合うか?(前回のメールと重複します)
・TOEICをFluencyの測定指標として利用する
・ドーピングをしない(そんな暇があったら、多読を楽しむ)
外圧で必要となった場合は除いて
・頻繁に受けない(そんな金があったら本を買う、映画を観る)
・自己評価できるようになったら卒業する(もう受けない/TOEICマニアに付
きわない)
では、いかがでしょう?
「いけないのはTOEIC対策だ」という点で一致しているので、
どれについても賛成です。
第一点から順に・・・
・TOEICをFluencyの測定指標として利用する
賛成です。ただし・・・
けれども、本屋の棚に溢れる対策本の蕩々たる流れに果たしてわたしと西澤さんの
二人で抵抗できるでしょうか?
TOEICの実際の試験問題が ただひとつの正解 を求めるものなので、
TOEIC対策本の中には fluency 対策を説いた本はなさそうです・・・
・ドーピングをしない(そんな暇があったら、多読を楽しむ)
外圧で必要となった場合は除いて
まったく賛成です。
実のところ、わたしはTOEICについてはこのことしかいないといっていいでしょう。
・頻繁に受けない(そんな金があったら本を買う、映画を観る)
まったく賛成です。
「頻繁に受けない」だけでもほぼ十分なのですが、
わたしとしては「定期的に受けない」とも言いたいところです。
やはり「ふっと」受けるのが良さそうな気がします。
・自己評価できるようになったら卒業する(もう受けない/TOEICマニアに付
きわない)
これは賛成ではなくて、「なるほど!」です。
そしてよくよく考えてみると、わたしが考えていたことの延長上にこの助言があると
気がつきました。
この点は「其の五」で詳しくお話しします。
一言でいえば、西澤さんの「自己評価」はわたしのいう「離陸」や、「独り立ち」に
当たるのですね。
そうだとすると、わたしにとっての課題はできるだけ早く 自己評価 できるように
助言するか、ですね。授業中の多読支援と大きく関わってきます。
さて、次の「其の五」で一応わたしから西澤さんへのお返事を終わることに
なりますが、付け加えて 「TOEIC運営委員会は何を考えている?」という
記事も考えています。お知らせまで・・・
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