「語数より冊数?」 よりももっと過激な観察報告です!
この冬から何度もNPOの事務所に来て、ご自分の多読支援について
とてもおもしろい観察を語ってくれる Oさん。
Oさんの観察がいつ聞いてもおもしろいのは、非常にするどい感じ方をする
人だからだと思われます。きょうも「スロー多読」ということを言い出して、
わたしをびっくりさせました。
********************************
「語数より冊数?」 よりももっと過激な観察報告です!
この冬から何度もNPOの事務所に来て、ご自分の多読支援について
とてもおもしろい観察を語ってくれる Oさん。
Oさんの観察がいつ聞いてもおもしろいのは、非常にするどい感じ方をする
人だからだと思われます。きょうも「スロー多読」ということを言い出して、
わたしをびっくりさせました。
********************************
最近なぜかこの話題がはやっているようです。
だれかエライ人が発言したのかな?
で、「グローバル」というところに文句を言っている人はだいぶいるようなのですが、
わたしは「人材」の方がはるかに大きな問題だと考えています。
たとえば文科省の文書では・・・
**********************************
ここの話題の一つの主旨は
字だけの本や挿絵入りの本ばかり読んでいると語数は積み上がるけれども、
現実に存在する人や物と結びついた読書が少なくなる。だから絵本をいっぱい
読みましょう、楽しみましょう!
ということですね。
で、絵本の力を如実に語る文章を紹介します。
*********************************
「natubon」さんから再びお便りをいただきました。
natubonさんの娘さん(中学1年生)は、なぜ 窓 と window を開ける動作を変えたのか?
***********************************
7月10日の講座をfacebookに報告しました!
この中で書いた水曜日の人たちの book talk 用のメモを紹介します・・・
*********************************
きのう、都立稔ヶ丘高校の公開講座がありました。
そこに参加していた中年の男性が、なんと三省堂本店講演会に参加したのだそうです!
あれはわたしの多読講演会の第1回--うれしいですね! 10年も覚えていてくださった・・・
そして、「絵からはじめましょうという話を今回直接聞けてとてもよかった」と
言ってくださったのだけれど、うーん、それを10年前から言っていたかった・・・
それにしても、ありがとうございました! また21日にお目にかかりましょう!!
7月5日の報告をしました。
http://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=569956529722079&id=173891809328555¬if_t=like
その中で書いたYaさんのメモはこれです。
フリー・ライティングから小説や詩を書くことにどうつながるかはまだ実例がないので
わかりませんが、事実を伝えるライティング、そして academic writing などには、
ここからまっすぐつながるはずです。
次回をもっとお楽しみに!
学校英語を捨てることも必要だ!
多読は実際に使われる文字に触れ、使うことで、
tadokuは実際に使われる音声に触れ、使うことだとしましょう。
だとすると、わたしたちがtadokuを通じて実感する変化とは、
学校英語で習った語や文法の知識がいかに実際使われる英語とずれているか
学校英語で習った英語の「発音」や音読や話し方がいかに実際使われる英語とずれているか
--そのずれに次第に気づいていくこととも言えます。
********************************
いつものようにNPOの講座の報告をfacebookでしました。
http://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=569018726482526&id=173891809328555
facebookでは録音をどう添付するのかわからないし、
録音などの資料はブログにまとめたいので、添付します。
************************************
「natubon」さんの娘さんが窓とwindowで違う動作をしたことは
http://tadoku.org/sakai-note/archives/2013/03/04_1300.html
に書きました。衝撃でした。
で、以来何度も思い出して、なぜnatubonさんの娘さんは窓とwindowを
開けるのに違う動作をしたのだろうと考えてきました。どう考えても、
そんなにたくさんの回数その動作を絵本や映画やアニメで見たとは思えません。
で、おとといやっと思い当たったのはこういうことです。
つまり、natubonさんの娘さんはそもそも、
窓 と window が「同じ物」と思っていないのではないか?
すごいことですね・・・!
学校で「window=窓」と一度聞いただけで、それを別物と分かるまでにとんでも
ない回数 window に出会う必要があって、気の遠くなるような年月が必要です。
(わたしの場合、40年はかかった!)
つくづく日本語を混ぜて外国語を理解しようとすることは害の大きいことだと思います。
最近のコメント