こんな風に考えたら肩の力が抜けるかな? ということを箇条書きにしました。
提案に過ぎません。「従う」必要はまったくありません。
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* できるだけ自然に
こどもが外国語をやりたいなどと思うことは普通不自然。
おとなが外国語に触れるのは自然。
保護者、近親者の関心を見てこどもが自分も触れたいと思うのは自然。
なお、児童英語の先生の中には上手に「自然に」してくれる人がいます。
友だちの中で、適度な距離を置いて外国語に触れていける児童英語教室は
親の濃密な愛情の中よりも健全な場合があると思います。
* できるだけ褒めない。 なぜなら「自然なこと」だから。
(ましてブログで逐一知らせるのは論外)
どうしても褒めたければ、ごく身の回りの数人にだけ。
しかもその人たちに、聞き流してちょうだい、こどもを褒めないでと念を押す。
この8月に書いた「をさなごのやうに」という記事をご覧ください。
長いけれども、とくに最後の方で、「夫」さんがこどもを褒めそうになって
「いやいや、たいしたことじゃない。ふつーだ、ふつー」と自分を抑えるところ。
* ほかの子とくらべない
したがって、英検など、くらべやすいものやくらべやすいことは避ける。
* こどもが親に気に入られようとしていないかどうかは、常に注意していること
中学生、高校生になってもそういうことはあり得ること、
大学生そして成人になってからもそうだったら、かなり危険!
* 多読支援三原則をそのまま援用する
教えない
教えると、こどもは次々に聞いてくる。
保護者が答えを期待していると考え、ときには先回りして質問するから。
押しつけない
本や音の素材を押しつけないだけではなく、英検何級なども押しつけに
あたる。
テストしない
語の意味を聞いたり、訳させたり、チェックしたりしない。
こどもが心から楽しんでいるかどうかだけ慎重に見守る。
* 多読・多聴はいつはじめてもいいと開き直る
本人がはじめたいと思うまで待つ。
中学になってからでも、高校でも大学でも、社会人になってからでも、
退職してからでも・・・
わたしの「だれでも多読サークル」ではわたしより年齢が上の方もいて
うらやましいくらいに楽しんでいます。
* 自分のために英語育児をしないこと
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次の記事では「びわびわ」さんからご依頼のあった、
わたしが考える「理想的な」外国語の触れ方を提案します。
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