多読は受験に使えるのか? 「多読と受験」のタグクラウドでおわかりでしょうけれど、もうずいぶん例が集まってきました。
(記事の内容を示す「タグ」が使われる回数が多いとそのタグが大きくなります。)
すぐに思いつくだけでも、Sくん、プルートくん、Hくん、Yくん、リボンちゃん、リンゴちゃん
・・・ で、最近の例をいくつか・・・
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最近の例では我が研究室の古手の○ラ○がいます。
○ラ○は英語の必修8単位のうちわたしの授業以外の6単位で不可になり、
わたしの授業で再履修したので結局8単位すべてわたしの授業で獲得したという
剛の者。大学入学以来多読・多聴・シャドーイング以外はまったくしていません。
その○ラ○が、夏休み前に非常にうれしそうな顔をしてやってきて、
はじめて受験したTOEICの点数が思ったよりよかったと言っていました。
(何点かは忘れましたが、次の目標は800点と言っていました。)
なお、いま○ラ○はTwilightにはまっております。
Darren Shanはすごい勢いで読んでいました。わたしは1分間に120語から
150語くらいですが、この人は250語くらいで読んでいると思います。
それからこの子はすでに名前を出したのだったかどうだったか、忘れたので
名前は出しませんが、徹底的に学校の英語を拒否したPくん。
中1の9月から多読をはじめておもに聞き読みで1年後英検3級、1年4ヶ月後に
英検準2級合格。
わたしは多読をはじめてまもなく会ったときに、2年生の終わりには学校の成績も
上がるよと予言しましたが、見事はずれて3年の秋になっても学校の成績は
最低だそうです。
・・・が、ある全国規模の共通実力テストでは学年で7位だったとのこと。
「多読と試験・・・」の記事とよく似ていますね。あちらは定期試験100位、
実力テスト17位でしたね。
資料が集まるにつれ、多読・多聴が試験にも有効なようだという感触が強くなって
います。
そして、いろいろ混ぜるとどうも有効さが減っていく・・・?
まだまだはっきりとは言えません。
また、支援する人が「混ぜること」を気にしすぎてもいけない段階だと思われますが・・・
でも、多読は非常に robust and resilient (したたかにしてしなやか!)なので、
いわゆるお勉強を混ぜてもかなり試験に効くらしい--これは多読にとってむしろ
不幸でしょうね。それだけ「多読+お勉強」の人が増えると思われるからです。
ではね、みなさん、おやすみ、グー・・・
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