多読と受験　多読で受験　売り渡した魂を買い戻す・・・？

このブログのカテゴリ名に　多読と受験　がありますが、
多読で受験　に変えてもいいかもしれません。

多読で受験準備がどうなるかはおおよそわかってきたと思われるからです。

多読で受験　を再確認できるメールが届きました・・・

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そのメールの主は「たこぼ」さん。

息子さんの「たこぴょん」くんはもう何年前からだろう？
多読を好き勝手にやってきました。

酒井先生

こんにちは。御無沙汰しています。
今年の夏は暑かったですね。我が家のパソコン部屋にはエアコンがないので、暑い間はアナログな生活に偏っていました。

息子のたこぴょんは元気に受験生しています。昨夜は9時前に寝てしまい、
朝早く起きてシャワーを浴びて、涼しい顔して登校していきました。

受験でピリピリしている友達を「勉強に魂売っているヤツ」と呼び、
相変わらずなのんびりムード。私は「お前も魂売れよ！」と言いたくなりますが、酒井先生には応援されるタイプでしょうね(-"-)。

う・・・　そこまで言いますか！　でも、応援しますよ！！

で、英語の成績の方は、なんだかとっても素晴らしく良いのです。
そのうちボロが出るかと思ったら、全然出ません。
なので、先生におすがりすることもなく、すっかり御無沙汰していた次第です。

いろいろな場合があります。

「多読で受験」の方向ははっきりしてきましたが、
なかなかその方向に進めない場合があります。

どうして進めないのか、その原因はいくつか心当たりがありますが、
全部わかっているわけではないし、複合的に作用する原因もあるようで、
やはり一人一人の受験生をよく見ないと、具体的にどうするかは言いにくいと
思われます。

たこぴょんくんの場合は、どうもすっきりと試験の点数に反映しているようで、
幸運ですね！

私は以前先生に、受験対策に多読を使わせようと仕向けるのをやめる、多読は楽しむためでよいと割り切ると宣言し、その通りにしていました。
（というか、しばらく自分の仕事が忙しくて、構っていられなかったのですが。）
ところが最近たこぴょんから聞いた話によると、今彼のクラスでは多読ブームなのだそうです。彼が洋書を廊下の空いているロッカーに置いて
おき、誰でも自由に読めるようにしているのだそうです。
最初は3，4人の女子に限られていたそうですが、ORTを置くようになってから人気が広がり、今まで興味を示さなかった仲良しの男子達までもが読んでいるのだそうです。

よいですねえ！

友だちがたくさん読んでいて、それで成績もいい、というのは大変な刺激になりますね。

そういう例はこれまでにもありましたが、
たこぴょんくんの回りでは特にうまく回転しているようです。

「これだと読む気になるんだよなぁ」…だとか。
私は、息子が優しい洋書を学校に持っていってることも知らなかったのですが、それを知って、なんだかとっても嬉しいです。
彼の言う「勉強に魂売ってるヤツ」たちが、Kipperたちとmagic keyの世界を楽しんでいる姿を想像するとほほえましいです。

　　（　「勉強に魂売ってるヤツ」　なんていう言い方をする受験生が今時いるとは
　　　　思っても見ませんでした。昔はいましたが、受験産業の攻勢はとんでもなく
　　　　強くて、その中で昔ののんびりしていた頃と同じ言を吐く高校生がいるとは、
　　　　かなり驚きです。

　　　　時流に左右されない・・・　簡単なことではないのですが・・・）

たこぴょんが多読3原則などを詳しく説明しているとは思えませんし、
多読を始めた子たちが何を感じているかもわかりませんが、
しばらくこのブームが続いてほしいと願い、母はひそかにamazonで優しい洋書を買い集めています。
なんたって、ちょっとでも字数が多くなると面倒くさがるのだそうですから。
今が円高でよかった！

ここはかなり心配です。

やさしい洋書は高いです！　いくら円高といっても・・・

参ったなあ・・・　多読貧乏一直線というやつですよ、たこぼさん！