500_多読的おしゃべり

備忘録

「やさしい本からはじめる」ことは多読を支える三本柱の一つですが
あまり声高にいうと、多読をはじめる人は半分になってしまうでしょう。

そこでわたしはおもしろくなかったらどんどん厚い、むずかしい本に進んでいいですよ。
でも、頭が疲れるといけないから間にやさしい本も読んでくださいとか、
いつかあー、やさしい本をもっと読んだ方がよさそうだと思ったらやさしい本に
戻ってください、という言い方をします。

「近眼の独眼龍」さんが「やさしい本を読みたい」と思うのはどんなときでしょうね・・・

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temperature をどう言う? 続編

今回はちょっと前に書きかけた記事です。でも、これはいつまでも(残念ながら)
新しい話題なので、公開します。

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「temperature を どう言う?」について、二つほど返信がありました。

  (「こども式」のブログのときとおなじだ! うれしいです。
   「バナナ」さんなら 「ぐふふ・・・」 と書くところ)

一つはおとなの多読仲間で、
「テンペラチャー」と読むとは思っていなかった、という人。
おとなでこう言えるのはかぎりなく「ゼロからはじめた」人ですね。
恵まれた人です。

で、ここで大きく紹介するのは、ある児童英語の先生からです・・・

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群馬県前橋に行ってきました!

Japan Association of Language Teachers (だったとおもー。JALT)の群馬
支部の招きで多読・多聴について話に行ってきました。JALTで話すのは三回目で
しょうか。いつも英語で講演をします。

今回も外国人の先生が10人くらい。うまくないけれど、だからといって英語で講演
をするのをためらっていたら、みなさんに「どんなに間違えてもいいんですよ! 
それが多読的おしゃべりです!」なんてけしかけているのが嘘になりますからね。
いつも堂々と決してうまくない英語で押し通します。

で、きょうはなんと「みぃみぃ」さんが多読用の本をどっさり持って駆けつけてくれま
した。みぃみぃさん、あ・り・が・と・う・・・ いつも長野県内の講演会には車で本を
持ってきてくださっていたのですが、まさか群馬の講演にまで! 片道三時間だ
そうですが、無事帰宅されましたか?

もう一つ。わたしの講演ではよくあることですが、突然来ている多読仲間に
体験談をお願いします。みぃみぃさんは見事に体験談を多読的おしゃべりで
やってくださいました。それも大・大感謝! ありがとー!!!

temperature をどう言う?

まだ一つ、「町の名前を一つ」の翻訳で、メールをくださった方に掲載許可をお願い
している詩がありますが、突然起きた「英語で詩を書く」波もそろそろ落ち着いたようです。ありがとうございました!

今回のことは、あとから振り返って「あれが大きなきっかけだった」と言えるよう、
わたしの糧にしたいと考えています。

で、以下は半年ほど前の記憶から・・・ 

多読で英語を吸収したこどもは音についても意識的学習をした場合より素直に
吸収しているという例です。

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