突然英語を話す必要が天災のように降りかかってくることは、
いまや日本の宿命と言っていいでしょう。
調布の佐藤さんが掲示板で、仕事で多読が役に立った(?)という報告を寄せて
くださいました。
天災に冷静に対応した調布の佐藤さんはお見事!
(しかも1時間半のミーティングですよ!)
この報告は今後すべてのみなさんの参考になると予想されます。
多読が仕事に活きる大事な例として、報告をそのまま引用します・・・
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みなさん、こんにちは。
つい最近、多読をもとに少し工夫すると「突然英語必要組」も生き残れる
(かもしれない)という経験をしました。ある一連の仕事の中で、英語を母国語としない方とのミーティングで、日
本のある分野の事情を英語で説明し、その後、ディスカッションするという
役割が回ってきました。仕事ですので、紙の資料はそれなりに用意したので
すが、問題は私の会話。せっかくの機会ですから、ちょっと工夫して準備し
てみました。小学生向けのシリーズ本「MAGIC TREE HOUSE RESEARCH GUIDE」(いろいろ10冊くらい)を毎日寝る前に少しずつ読んで、「Business Vocabulary in Use Elementary」のPresentations(8ページ)とMeetings(6ページ)をちょっと真剣に読んで、ミーティングに備えました。ミーティングは、小さなテーブルを数人で囲んで始まりました。テーマと
なっている分野の事情は、私が自分で調べてよく分かっているので、用意し
た図や表をもとに、自信を持って説明しました。お話した英語は、努めて簡
単な英語を使いました。予定された1時間30分ほどを英語で過ごして、ミーテ
ィングが終わるときに、相手の方が立ち上がってニコニコしながら、「Great study!」と言って握手を求めてきました。仕事の内容や状況によって、要求される英語の質というかレベルにはいろ
いろあるでしょう。きちんとした仕事の内容があれば、多読をもとにいろい
ろな英語に触れていると、「突然英語必要組」になったとしても尻込みする
ことはないと思いました。6月から通勤の電車の中でMchael Crichtonの「JURASSIC PARK」を読んでいます。新聞や週刊誌も読んでいるので、「JURASSIC PARK」だけに集中しているのではないですが、本文399ページのうち、今、367ページです。あともう
少し。読み始めた時は、恐竜のことがよくわからなかったので、「Magic Tree House Research Guide」の「Dinosaurs Before Dark」を手に入れて、さっと読んでしまいました。その後は、「JURASSIC PARK」に出てくる恐竜のことや体の部位の表現などがよくわかるようになりました。なかなか多読的なペーパーバックの楽しみ方だと、自分でも感心しています。「Business Vocabulary in Use」と「Magic Tree House Research Guide」の話は、別の機会にまた書きますね。
「突然英語必要組」のみなさん、ご健闘を。
わたしの感想は「みんなの広場」の掲示板で!
追伸
調布の佐藤さん、1時間半(!)のミーティングの録音はしていませんか?
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