高専3年生の書いたミステリー! 第3弾

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表題通りです・・・三作目!

作者は順調に成長を遂げているようです。

それに、あたらしいメンバーが加わりそう・・・ それも楽しみ!!

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第三作もPDFで送られてきました。DEC#3.pdfです。

まずはSくんの多読を指導したA先生のメールをご紹介します。

多読村もますます賑やかになってきましたね。
私の多読授業もいろんな意味で賑やかになってきました・・・。

さて、高専3年生のSくんの書いたミステリー第3作をお届けします。
主人公のDave, Eric, Caroが学校で起こる事件を解決していくDECシリーズは
第3作で新たな進化を遂げています。
筆者曰く、学園生活の描写を挟むとか、苦手な心理描写も入れるとか、
大好きな暗号を使うとか、新しい取り組みにチャレンジしたそうです。
容疑者不明、盗まれた物不明、挑戦状が残される、という斬新な設定は、
登場人物が多いものが苦手な私には特に読みやすく、
予想外な結末に至るまで、流れるように読めました。
また感情表現が豊かになり、主人公や周囲の人物の個性がうまく描かれ、
テンポよく突っ込みが入るなど、絶妙なやりとりが楽しめました。
読後に余韻が残るこのシリーズは、まだまだ続いていくようです。

まったく多読の届く所はどこまで?と不思議に思わずにいられません。
こんな風に創作意欲をそそられた例はOさんの場合がありますね。

我田引水の理由付けをすると、「物語の力」がわたしたちの中の「物語る力」を
呼びさます、とでもいうか・・・

多読が学習ではないことの非常にはっきりした証拠だと、わたしは考えます。
だれかの敷いたレールに従うのではなく、自分で自分の行きたい方に歩き出す。

Sくんは、これからいろいろな文章を「真似して書く」ようにするともっと表現力が
豊かになるでしょう。

今回の展開で第4作目が非常に楽しみになってきました。
Sくん、19日に、わたしにだけこっそり今後の展開を教えてね!

Happy writing!