先日「シャドーイング相談会を振り返る」という記事を書きました。
http://tadoku.org/sakai-note/archives/2013/08/20_2230.html
これはシャドーイング相談会の復活に向けた記事第1号でした。
で、以下は第2号です。
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シャドーイングの役割を論じた次のようなツイートを読みました。
この人の娘さんはいまアメリカに語学研修に行っています。
娘さんからの連絡で・・・
(以下、うまくいつものように「引用」にすることができないので、
最後にまとめてわたしの感想を書きます。)
”スペイン人の友達に Your English is very nice” って言われた!!これは間違いない!”だって。。(笑)
ふざけて、”お母様のおかげでしょ~~。感謝しなさいよね~~”って言ったら、”うん!本とだ!!”と、珍しく素直に言うので、”ほほほほ。やっと母の偉大さがわかったか~~”とまたふざけたら ”うん!!ホント分かった!今更分かったよ!”だって。。^^;)
”発音も、日本人なのにいいね!ってほめられた!”というので、”いかに普通の日本人が発音で苦労しているか良く分かったでしょう”って言ったら、”うん。皆苦労してる~!自分もよく直されるけどね”と。
”どうして上手なのって聞かれたから、お母さんが英語の先生なんだよって言ったらうらやましい~~!ッて言われた!”そうだ^^;) いや。。ここはちょっと違うな。。母の英語は全然たいしたことありません。”先生”だなんて恥ずかしくて言えないくらいです。
あくまで”多読とシャドーイングをしてこれたおかげ”なんだよね^^;) その辺を突っ込んで説明できるくらいの英語力をつけていただきたいもんです。はい。
それにしても、日本人ってやっぱり発音には普通は苦労してるんだなぁ。シャドーイングすれば、そりゃ、ネイティブさんみたいにはならなくとも、かなり自然な音に誰でもなれると思うけどな~。しかも苦労なく。。なんでこんな簡単な事なのに広まらないんだろうねぇ。。
リスニングにもすごく効果あるし。。私はシャドーイング大好きだから、苦手って言う人の気持ちは残念だから良く分からない。。シャドーイングがきらいって言う人はちょっとかわいそうだなぁ。
私自身は、発音は、聞いている相手にプレッシャーをあたえない位の音であれば十分だと勿論思ってるけど、時々、うっつ、これはちょっと耐えられない><と思う場合があることも現実。。
まあお仕事で使うという人ならとりあえず通じればOKと思うけど、やっぱり学校の先生はそれじゃ困るよね。学校の先生にシャドーイングがもっと広まるだけで英語教育は変わりそうな気がするくらいなんだけど。。
シャドーイングは自分でやってて思うけど、やればやるほど自然な発音になっていく。指導する人はやっぱり好きとか嫌いの問題じゃなくてシャドーイングは続けるべきだと思う。
ただシャドーイングするときも意識の置き場所が大事だと思う。全て聞いて綺麗に音を把握して発音しようだなんてしてると何の意味も無い。なんか、児童英語の先生たちでときどきいるけど。。一見音的には綺麗なんだけど、文章で喋るとやっぱりえいごっぽくないんですけど~~みたいな。。
自然に力抜けて自然なリズムになるように意識を持っていかないとなかなかそこを通り抜けられない。いつだったか酒井先生の大学の授業生徒さんの音を聞いてて、綺麗にオーバーラッピングしてる人が居た。でも、じゃあ、音をはずして音読してみて、っていうと、オーバーラッピングしてるときとは違う
自分の音にすっかり戻っちゃうんだよね。うちの生徒さんなんて、シャドーイング中、ふにゃふにゃしてて何言ってんだか意味不明みたいな子が多いけど、喋らせたり音読させると綺麗な音が自然に出てたりする。
シャドーイングするとき、指導するときはそういうことも自分でたくさん経験して、その経験からやっぱり色々アドバイスできることもある。だからそういう指導的な意味でも、そして自分の成長の意味でも指導者はシャドーイングを欠かせないと思う
ときどき、こりゃあか~~ん!!って思ってしまう人、ガッコの先生にもであっちゃう。。。(授業参観とか行くと、やっぱりいるんだよねぇぇ><) ああいう方々はぜひ劇薬シャドーイングを薦めてみたい。。音の拾い方からやり直すべきなんだろうと思うから。。
引用モードから抜けられませんが、ここから下は引用ではありません。
この人のツイートの通りだと思います。
けれどもまだまだシャドーイングは表場が悪いので、何度目かの
シャドーイングの勧めをこれからはじめます。
その上で、Skypeを使ったり、NPO多言語多読の事務所を使ったり、
あの手この手のシャドーイング普及をめげずに繰り広げます。
もちろん、いままでと同じことを繰り返す気はありません。
いままでよりも説得力のある記事にするつもりです。
お楽しみに!
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