受講生から感想が送られてきました。
英語の先生をなさっていた人で、すでに退職されています。
えらいですね、そういう人が字のない絵本を喜々として楽しんでいるとは。
で、この報告はそういう「英語のできる人たち」の感想としてはかなり典型的なもの
です。そこから、多読がわたしたちにどんな変化をもたらすか、ある程度一般化が
できると思うのです・・・
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英語多読講座から貰ったMagic Key
私の英語とのつきあいは、かなり不器用なものだった。常に分からない単語があると辞書を引かなくては気がすまない。従って、英文を読む時は何度も立ち止まってしまうことになり、意味の流れが滞ってしまう。従って最初の何ページかを読んで読み終わらなかった本は数知れない。
でも、この多読講座で子供向けのやさしい絵本を読むうちに、絵本の中の子供たちの持つ魔法の鍵を私も見つけてしまったのだ。Tada!
やさしい英文にもリズムがあり、ある言葉が的確に使われる場面を何度も体験しているうちに、英語の流れが徐々に私の身体に沁み込んでくる。そして分からない言葉に出会っても、この文脈の中では、この語はきっとこういう意味で使われているに違いない、と推測できるようになってきたのだ。すぶ辞書で確かめるよりも、何度も読んで絵を見ているうちに、きっとこういう意味だろうと想像することが楽しくなってきた、といった方がよい。完璧に自信が持てた時、こっそり辞書を引いてみると、(サカイセンセイ、ごめんなさい!)思った通りなのだ。
必要があって、他の難しい英文を読む時も、すぐに辞書の世話にならないで、何度も読んで意味を推理する歓びを見つけたのである。今は英語の本を読むことがとても楽しくなってきている。
もう1つの変化は、工作が何より苦手な私が snowflakes の本を読んで、実際に書かれているように紙を折り、snowflakes を作ってみるという挑戦(?)までしてしまったという驚きだ。
昨今iPS細胞のことが話題になっているが、私の英語学習細胞も初期化してほしい。そうすれば英語圏で育った子供達の成長過程に少しでも近づき、奥深い英語世界の探検が続けられるに違いない。
何という柔らかい心をお持ちなのか!
Uさんは大人たちの中でただ一人Kipperたちと冒険出かけることができるGran
その人かもしれません・・・!
Uさん、Just keep on enjoying picture books!
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