劇薬シャドーイング再訪 そしてちょっとした方向転換

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先日「すろ」さんがNPOの事務所に来てくれて、ボランティアのお手伝いについて
相談をしました。ちょうど水曜多読講座の時間だったので講座も見学。

劇薬シャドーイングについて興味深い感想をブログに書いてくれたので、
転載許可をお願いしました・・・

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先週、NPO多言語多読の事務所にはじめて伺いました。

ちょうど、英語多読講座のまっさいちゅう。

みなさん、それぞれに好きな本を読んだり、さかい先生とお話したり…というなつかしい光景。

 

(電気通信大学で開いていた「だれでも多読サークル」の光景を思い出したのだと
 思われます。)

ブックトークでは、お気に入りの本をアツく語っていらっしゃいました。

 

劇薬シャドーイングの時間になると、なぜかなりゆきでわたしも参加することになり、CDとプレイヤーをわたされました。

 

今回は1枚のCDにアラビア語、タイ語、フランス語、ドイツ語、中国語など6カ国語が収録されていました。

さて、久しぶりだな、と耳を傾けてみると…

 

なにこれ?

BGMに、効果音に

いろいろな声で会話になってるよ!

ドラマ仕立て!

 

何語かもわからないのに、ワクワクして、なんだかわかるような気になる。

聞いているだけでも楽しい!

 

さかい先生の合図で、次の言語へ、しばらくしたらまたその次へ…とどんどん進む。

どの言語も楽しい。もっと聞きたい!わかりたい。

 

劇薬シャドーイングは長年のおつき合いでついてしまった悪い癖やアカをそぎおとすunlearnの一種だと思うんですが、そんなことも、それによる効果なんてものもどうでもよく、

とにかく「おもしろい」と感じたのでした。

 

わたしにとっては、フランス語の絵本やイタリア語のまんがを読む感じに似ている…かな?

生き生きしたことばのやりとり、それに効果音がその理由かも。

 

まあ、一回試してみてください。

これはNPO制作6カ国語劇薬シャドーイング用CDの第1号レビューですね。

実は・・・ 最近ニュースや報道番組を「使って」英語を学ぶ、ということに、
疑問を感じ始めています。

(それはGRの功罪とも多少関係があるかもしれない。
なんだかわたしの観察結果はどんどん感覚的なものを重視する方向へ行っている?)

今回NPOの事務局と学生お手伝いが選んでくれたシャドーイング素材は
効果音あり、絶叫あり、ささやき声あり、実に色彩豊かです。

それはこれまでのシンハラ語のシャドーイング素材とはだいぶ雰囲気が違います。 
シンハラ語はBBC World Service の報道番組でした。

これからしばらくはシンハラ語を劇薬シャドーイングの入り口に使って、
途切れずに声が出るようになったら6カ国語に移る、というのをやってみようと
思います。

結果はまたお知らせします。
すろさん、そういうわけで、感想を送ってくれてありがとう!

元のすろさんのブログは ここ です。

スロさん、大量の絵本の寄贈もありがとうございました。
みなさん、本を処分する時はぜひNPO多言語多読にご一報を!
連絡先は tadokuorg あとまあく gmail.com