「語数より冊数?」 -- やさしい絵本(朗読、映画、DVD、日常生活、仕事場)をどう吸収するか?

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「MIKI」さんからも Toy’s Party についてメールが届きました。

さまざまな吸収の仕方があることを知ると、おとなもすこし柔軟になれるのだろうか・・・?

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The Toy’s Partyについてのブログの記事、楽しく読みました。
うちの生徒たちはどう感じるのかな?と思って、早速、水曜日のレッスンで、The Toy’s Partyを読んでみたのですが・・・

まず、Mom was cross.のページで、「ママはどんな気持ちだと思う?」と聞いたら、ほとんどの子が、「驚いてる」「びっくり」とは答えましたが、「怒ってる」ようには見えなかったようです。
見学のお母さん方にも「もし自分のこどもがこんなことしてたら、どう思います?」と聞いてみたのですが、「sad」とか「shocked」で、「angry」と答えたのは私だけでした(^_^;) 皆さん、寛容なんですねぇ・・・。私なら、自分のこどもがこんなふうに食べ物を粗末にしているところに遭遇したら、確実に激怒しますが。 で、怒ったあとで、「でも、こどもってこういうこと楽しいのよね・・・気持ちはわかるんだけど・・・でも・・・」なんてあれこれ思ったりするかも・・・

単語を理解するには、何度も、いろいろな場面で出会い直す必要があるんですね。
またcrossが出てきたらお母さん方に問いかけてみて、この本と見比べてもらおうと思います。

それから、最後のページですが、うちの生徒たちに、「もし自分がKipperだったら、どんな気持ち?」とたずねてみたら、「反省」「悪かった」という答えが返ってきました。
「見つかっちゃった!残念!」とか「もっとやりたかったのに!」というような子はいませんでしたね~。さすがに小学校の高学年ともなると、「これはよくないことだ」って想像できるんでしょうね。もっと小さい子なら、自分の気持ちに正直に、「楽しかったのに!もっとやりたい」って言うかもしれませんが。

(こどもはいつおとなになるのでしょうね?)

酒井先生が、natubonさんのメッセージをシェアしてくださったおかげで、Kipper was sorry.の解釈をめぐって、こんなにあれこれ考えることができて楽しかったです。
katobushiさんのメッセージについてのブログ記事を読んだあとは、思わず、「遺憾」という言葉の意味を調べてしまいました(^^ゞ 「遺憾」とう言葉について、いろいろ書いてる人がいて、それもまた、なかなか面白かったです。

そうそう、sorryの語源も調べてみました。根っこの意味は、sore、「痛み」だそうです。あのページは、「Kipperは心は痛んだ」っていうことなんでしょうかねー?

なるほど! そうか、「心が痛む」なのですね。
これから sorry に出会うのが楽しみ! (いや、そう楽しみにしては・・・)