このメールをくださったYさんは9月から講座に参加していた一人。
北海道では札幌の「アッポ」さんの多読教室に通って、かなり読んでいたようです。
いまは黄色ラベルの本を中心に読んでいます。
で、facebookにも書いたのですが、2月に入って始めた多読的フリー・ライティングや
多読的スピーキングに少しずつ馴染んできたようで、わたしとしてはとてもうれしい!
あまりに目が輝いているので、それをぜひメールでとお願いして報告してもらいました。
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先週伺った際に、「Free Writingのことについて必ずメールします」と約束しましたので忘れないうちに。
まずFree Writingをする上でのルールを酒井先生から聞きました。
① 内容は自由。書きたいことを好きなように書く。
② 文法的に正しいかどうかなんて全然気にしない。文頭を大文字にしない。文末にピリオドを打たない。
③ 休むことなくどんどん書き続ける。間違っても消しゴムで消さない。
なんだかよく分からないけれど、「誰かに言いたくてしょうがないこと」について書くしかないなぁと思いました。
私が選んだテーマは、愛犬の食事のこと。
アレルギーをいろいろ持っているので10年間手作りしていることについてみんなに伝えたいと思ったのです。
A4の白紙とボールペンをいただいて、さあスタートです。
文頭を大文字にしないとか、文末にピリオドを打たないとか、そういうことにかえって慣れていないため、
はじめはぎこちなかったのですが、書いているうちにだんだん楽しくなってきました。
みんなが書いている最中、酒井先生は「ペンを止めちゃだめ!とにかく休まずどんどん書いて!」と言い続けていました。
今まで英語で文章を書く時には、まず日本語で文章を考えてそれを頭の中で英訳していたはず。
でもこのFree Writingだと、日本語で考える時間的余裕が与えられません。
日本語で考えていると、ペンがちょっとだけ止まってしまうからです。
知らず知らずのうちに、頭の中で英語で考えていたと思います。
あとで誰にも読まれないし、添削もされないと言われていたので、
めちゃくちゃな文章でも全然気にする必要がありません。
頭の中に思い浮かんだ順番のまま、休まず英語を書き続けることだけに意識を集中していました。
ふと、息子が小学1年生の時に書いていた作文(もちろん日本語)を思い出しました。
原稿用紙1枚全部が、たったひとつの文から成っていたのです。
「ぼくは○○して・・○○して・・それから○○して・・そして○○して・・」と続き、
最後になってやっとひとつ「。」がついていました。
どうやって書こうかなんて意識せずに書きたいことをそのまま書いて行くと、こんな形になるのですね。
毎回酒井先生から読書指導を受ける際に、英語で簡単な質問をされて、それについて英語で答えるようにしています。
最近は、Free Writingの時に感じたのと同じ楽しさを少しだけ味わえるようになってきました。
言いたいことを、頭に浮かんだ順番で口にしていく楽しさ。
日本語で考えて、それを正しい英語に置き換えて・・・といった「お勉強」はしなくていい気楽さ。
これからもHappy readingそしてHappy speaking
ああ、もう言いたいことがいっぱいある!
Yさんの報告はそういうことをいろいろ言いたくなるようなことばかり。
で、きょうは感想を書くのをあきらめます。
あしたは朝早く起きてNPO多言語多読の水曜多読講座(英語)なのです。
感想を読もうとfacebookから来たみなさん、ごめんなさい!
続きはあした!!
Yさん、ありがとう!!!
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