語数より冊数? 「yukaffe」さんからメール!

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この話題を書き始めたころの方向に戻ろうと思います。

yukaffeさんからメールが届きました・・・

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「語数より冊数」の事でフォーラムで話題になっていたので

お返事をつけようと思ったら、閉鎖に。

今は解除になっているので、お返事も付けられると思うのですが、

どうやって付けたら良いのか分からず、せんせーにメールすることにしました。

私自身は、tadokuに出会ってまだ2年弱なので、あまり大きな事は言えないのですが、せんせーが今、多読の小冊子を作るというので、ちょっとだけ。

自分の経験から言うと、やっぱり「語数」の記録から始めるのが良いと思うのです。

いや、語数じゃなくてもいいのですが、レベルと語数という考え方は、目から鱗でした。

そして、減って行かないから自分のペースで!っていうのも。

減っていかないのはたいていの計り方がそうなんですね。

「減っていく計り方」の代表は「ノルマ」ですね。
毎日何分読むぞ! などと決めて、その基準からのプラスあるいはマイナスを
毎日記録していく・・・ ああ、恐ろしいですね、場合によってはどんどんマイナスに
なるかもしれない。そう考えると「ノルマ」というのがどれほど非人間的なものか、
如実に示していますね。

みなさんからどんな尺度が提案されようと、「ノルマ」だけは避けたいな。

ある程度、tadokuと言う物が分かってきたら、冊数や、読んだ本の記録だけにしても、個人個人、好きなやり方を見つけて行くのが良いかな。と思うのです。

いや、自分のやり方を見つけられた人は、もうtadokuへのヘルプはいらないのでしょう。

ただ、tadokuを初めてやろうかな、と思った人にいきなり冊数から薦めてしまうと、フォーラムで話題の通りコストという面もありますが、大人が絵本をすぐに気に入るか? 選び方によっては、絵本の方が児童書やGRより難しいことは多々あります。

その通りですね。

わたしは絵本を二つに分けて、芸術絵本 と 教育絵本 と名付けています。
(これもこれからも何度も何度も何度も書きましょう!)
芸術絵本はたしかに多読初期には向かないと思われますね。
その点、Longman Literacy Land や Oxford Reading Tree はぴったりです!
「英語の絵本は、決して初心者向きではない!」ということはないですね。

むしろ教育絵本、特に LLL や ORT のようにこの上なく丁寧に制作したシリーズは
多読のために作られたかと思うほどです。絵本についてはぜひこの二つの違いを
世の中に知らせたいと考えています。

私はtadokuをする環境では恵まれすぎていることは承知ですが、

ある程度読めるようになったら、逆にますます絵本にはまって行くようになり、

今では、私のブログは絵本の紹介のようになっています・・・

各地の絵本の会はまさに絵本にはまった人たちのこの上なく楽しい集いです。
yukaffeさんのように、英語に親しんでいくと子ども向けのはずの絵本にはまる
というのは、実におもしろいですね・・・

オーストラリアに来たばかりの頃、図書館を利用してもっと英語に触れよう。

と思って、児童書(Alexander McCall Smith の Akimbo)なら読めないはずがない。と手にして読み切れず、絵本は子供たちと。

と、借りたけど、家でちょっと読んだだけで終わり。 多読の様に量を!

という考え方がなかったので、一つ単語が分からないと辞書を引いてみたり。

そのうち、気が向いたものだけどちらっと見る程度になってました。

なので、多読のガイドブックに出会って、語数で指標が出来たことはとても大きかった。

それまではどんな教材を見ても、文法や用例集。そして、英語にたくさん触れること。新聞などを毎日読むこと。など漠然としていて良く分からなかった。。。

本にも色々な種類(GRやretoldなど)があることも気がつかなかったし、知らなかった。

そういうわけです。
三原則多読以前の英語学習は 質のみを追究してがんじがらめになっていました。
それを 質より量 あるいは Fluency First の考え方で、呪縛を解いたという気が
しています。

tadokuと出会えたお陰で、小3の息子の本選びも出来るようになり、

先日は、4万語あるデルトラの最終巻を彼は、一晩で読み切れるまでになりました。

そして、その後がすごいかった。 かなり熱く語ってくれました^^;

もうデルトラの世界にどっぷり入ってるんでしょうね。 いやぁ~、やっぱり

子供は良いですね! 何も考えずにその世界だけに入れる!! しかも眼をきらきらさせて、語ってくれて、思わず感心してしまいました。 私も戻りたい・・・?! ハハ^^;

今は、ポケモンの英語の漫画にはまってます。 もちろんそれ意外もよみますよ。

私の本の趣味とは違うので、全部が全部、私も一緒に読んでいませんが、

(私も読みたい本、いっぱいあるし・・・^^;)

本を選んでくる時に、パラパラめくって読めそうか、レベルはあってそうか?

彼の興味を持ちそうな物語か?

などは、判断できるようになりました。 これは、自分がtadokuをやっていなかったら、できなかった。。。

子どもに戻りたいですね。

何か呪文はないものだろうか?

あるとすれば 劇薬シャドーイング かな?

私のtadokuの最初の目的は、自分の英語のレベルアップ。だけだったのですが、もう計り知れないほどの恩恵を受けていると思ってます。 いや、受けてます!

それはよかった!
「英語のレベル・アップ」なんて、本当にささいなことですね。
資格や試験の点数も、いい大人なら、どれほど生きていることと関わりがないか、
骨身にしみて分かっているはず。yukaffeさん、もっともっとその方向に
突き進んで下さい!

なので、ちょっとだけ意見をと思い、メールしました。

なんか長くなってしまって、何が言いたかったのか・・・という感じですが、

Tadoku初心者に英語絵本だけをたくさん読むように薦めてしまうと、

逆にtadoku離れを起こしてしまうと・・・思います。

英語の絵本は、決して初心者向きではない!と。

これについては上でコメントしましたね。

yukaffeさん、ありがとう!