多読の最初の試みは立川高校で非常勤講師をしていたときでした--40年前。
大学の授業では一橋大学で、不発に終わった試みがありました--30年前。
今の形の、つまり多読三原則を利用して絵本からはじめる多読は10年前から。
一橋大学の時の教え子が facebook を使って連絡をくれました・・・
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菊地さん
ご無沙汰しております。京都に来て7年、東京には行かないもので、申し訳ないです。サラリーマン人生、28年を振り返ると、自分では、「法務」で生きてきたつもりが、よく考えると、「英語」で生きてきた気がします。先生の多読の授業、取っててよかった!
わたし
いえいえ、あのころペーパーバックを読みはじめた人はみんなご自分の努力(?)だと思います。京都に7年とはうらやましい・・・
菊地さんのころの多読授業は、400語レベルくらいのgraded readers から
はじめていました。それより読みやすい本は見つけていませんでした。
したがって、4年間で5万ページ、つまり1000万語を目指した人もいましたが、
全体としては多読でペーパーバックが読めるようになった人はいませんでした。
「たくさん読むことはいいはずなのに、期待した変化がない」と、
悩んでいた頃です。
菊地さん
いえいえ、地獄のような楽しさでした。多読とシャドイング、1980年に教えてもらえて、幸せです。その後、広東語も、ベトナム語も、(ちょっとだけ)できるようになったのも、そのおかげです。転職しても、リストラされても、やはり、英語(とちょとだけ法務)で生き延びています。FENこそなくなっちゃった(聴けない)けど、エドマクベイン、未だに読み返します。是非、京都へお越しのおりはご恩返しをいたしたく(ただし、部屋を見てはだめ)。
わたし
ほめすぎです! 京都に行くときは連絡します!!
菊地さん
ほんと、実感です。定年になっても(ちょとさきですが)、英語で、飯食お!
わたし
上のほめすぎのコメント、ぼくのブログでいただいていいだろうか?
菊地さん
先生、ほめ過ぎではありません。転職、三回しました。リストラにもあいました。胆石もとりました。しかし、乗り切れたのは、英語(とちょっとだけ法務)のおかげです。51歳になり、たのしみは、エドマクベインの小説を読み返すこととhiphopです。二十歳の頃と全然進歩していないけど、人生、楽しいです!
菊地さんはわたしの見る限りいつも楽しそうな人です。
吉祥寺で菊地さんの同級生二人を交えて飲んだのはいつでしたっけ?
5年くらい前かな? あのときも楽しく語ったのでした。
今度は京都で? 楽しそう!それまでは facebook で・・・
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