見ているだけでおもしろい! --掲示板投稿+tadoku的シタゴコロ

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いま、村の「本と音」の掲示板に次のような投稿をしてきました。

みなさん、こんにちは!
さかい@tadoku.orgです。

錯覚って、だれでもおもしろいとおもいますよね?

  (最後の授業で言い忘れましたが、ぼくは学問というのは
   常識を覆すことだと考えています。でも、それはブログの方で・・・)

で、ぼくはtwitterで、kunisakai と saka_pen という口座を持っています。

kunisakai の方はおもに、世界に向けて、日本の様子を知らせるため、
ということにしています。

  (saka_pen は 「さかいペンギン」からです。
   おもに英語でさえずってみようという人に使ってもらっています。)

で、saka_penには BBCの速報が入るようになっていて、
これが世界の出来事を知るのにとても具合がよいのですが、
最近 Scientific American 誌のさえずりも入るようにしました。

そしたらいきなりとってもおもしろいものが!

http://www.scientificamerican.com/blog/post.cfm?id=color-changing-dots-earn-best-illus-2011-05-10

これを見てください。ほかの九つの入選作品を見るには、このページの
真ん中あたりにある See all top 10 finalists というリンクを
クリックしてください。

見るだけでいいのです。
ただ、真ん中に色の違う点があったり、一定の動きをする点がある場合は、
そこをしっかり見つめてください。

ここではそのお知らせだけにします。
学問としてのtadoku的な話はブログで付け加えます。

Enjoy optical illusions!

で、以下はわたしの言う「学問的」注釈です・・・

**********************************

tadokuの授業で大学生に大人気な絵本に I Spy シリーズがあります。

これは一応英文が書いてありますが、読まなくてもいいのです。
右のページの英文の中のいくつかの語にはすぐそばに小さなおもちゃの写真があって、
その写真のおもちゃを左のページ全面の大きな写真の中から探すだけです。

そうでした! 日本語訳も出版されていて、「ミッケ」というシリーズになっているとか。

で、大学の英語の授業でこれを見つけた学生は大喜びである限りの I Spy 絵本を
読む(見る・探す)わけですが、なぜそういう本をわたしが大切と考えるかというと、
学生たちの気持ちを「お勉強・英語学習」から逸らす手助けになると思うからです。

  「さかいさんの授業は楽しんでいい場なんだ!」

ということを実感してほしいわけです。

頭を使った「英語の学習」から、気持ちを大事に「英語で楽しむ」に切り換えてほしい、
というメッセージを隠してあるとも言えます。

Scientific American 誌のtweetにあった2011年度の 錯視10傑 をみなさんに
楽しんでほしいのもみなさんの気持ちを 「英語学習」 から 「英語で楽しむ」 に
切り換えてほしいからとも言えます。(ま、わたしの下心と言っていいでしょう。)

ある程度学習してから楽しむ・・・ではなくて、最初から楽しいことだけをやりましょう。

そのために、みんなで、これがおもしろいよ、あれが愉快だった、って、
知らせあいましょう!

わかる、わからない、ではなく、理解度でもなく、もちろん試験の点数のためではなく、
おもしろいから、楽しいから、英語を使って、本を読む、朗読を聞く、
テレビドラマを観る、Skypeで話す、世界の同好の士と語り合う--

そのための多読村にしていきましょう!

おっと、わたしが10傑の中で トップの次におもしろいと思ったのは、
実は昔ながらの錯視作品に近い Mask of Love でした・・・

みなさんはどうだろうか?