4月1日を避けたわけではありませんが、嘘のようですが、まじめな提案です。
研究資料は17年間アメリカで仕事をしたHさん。
わたしの高校の先輩です。
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Hさんはアメリカ在住のころから西部劇小説を愛読していたという変わった人で、
本人みずから「いい加減な人間」だそうです。
ここ何週間か、ほぼ毎週だれでも多読サークルに来てくださって、
Oxford Reading Tree を読んでいます。
先々週、わたしは西部劇のペーパーバックをどのくらいの速さで読んでいるか
尋ねました。するとその答はいかにもゆっくりのペースだったので、
「Hさん、それはゆっくり過ぎ。細かいところまで読み取ろうとしてるでしょ?
それはやめてもっといい加減に読まなきゃ」
と一言。
で、先週、Hさんは
「さかいくんの言うとおりいい加減に読んだら、2倍の量を読めるようになった」
とのこと。
そして今週の水曜日、Hさんはのたもうたのでした・・・
「速く読むと全体が見えて、楽しめるね」
まるで絵に描いたように、「いい加減」の効用を説いてくれました。
もちろん、この効用が本当に根付くのかどうか、
Hさんがほかのことではいい加減なのに、英語を読むときだけ
几帳面になる癖が抜けるかどうか、
それはまたいつか報告します。
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わたしはいつか、重々しく堅苦しい言葉使いも 馴れ馴れしく柔らかなことばも自由に
使い分けられることを夢にしていますが、そこへ向かう入り口では、
いきなり「正しい」言葉使いよりも、「たくさん」話すことの方が大事なように思われます。
(たくさん話していればほぼ正しくなるのではないだろうか。そして
その先、つまり堅苦しい言葉使いは意識しないといけないと思われます。)
短いはずが結構書き直してしまった。
そろそろCKKさんはボランティアのお仕事から帰ってくるはず。
メモなのだから、もっともっといろいろな話題を書いておかなければ・・・
(これで、CKKさんに言われたから書いているのか、などとお思いにならぬよう)
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