この話題は要するに 劇薬シャドーイングのすすめ であります。
どなたも気づいていないかもしれませんが、メモ#8-1 をすっとばしております。
まだ書けないでおります・・・
で、メモ#8 はなんだったかというと、
なんでまた 劇薬シャドーイングのすすめ なんだ?
という疑問にお答えしようというわけです。
メモ#8-2 の方から・・・
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メモ#8 にはその答を一応三つ書いてありました。
1. わかる/わからない から抜けられるかもしれない!
「わかる」から「感じる」へ! または、 理屈から勘へ!!2. をさなごのやうに 音から外国語に入れるかもしれない!!
3. 基本的な語をたっぷり吸収 できるかもしれない!!!
多読的精読につながるかもしれない・・・
ということでした。
で、メモ#8-2 は 英語独特の音と音の仕組み に慣れよう ということでもあります。
*英語の音を日本語の音を通して聞いたり、話したりすることが
わたしたちの聞く、話す、読む、書くの邪魔をしているのではないか?
*それはちょうど 英和辞典の訳語がわたしの「読む」を邪魔していたのと
おなじではないか?
*シャドーイングについては「多聴多読マガジン」の創刊号で提案しているが、
そこでは劇薬シャドーイングは 普通のシャドーイングではカタカナ英語が
消えないときの非常手段だった。
*その後もたくさんの人のシャドーイングや音読を聞いているうちに、
徐々に
劇薬シャドーイングをすべての人に!
という気持ちが次第に強くなってきた。
*つまり、多読について、わたしは
いまペーパーバックを読んでいない人はゼロから!
と言ってきたわけで、それを音に適用すると 劇薬シャドーイングをすべての人に!
になるのではないか?
*#8-1 に通じることだが、劇薬シャドーイングでは、
わからない音をことばとしてではなく雑音または音楽として繰り返すので、
一音一音や一つ一つの語を 正確に繰り返さなければいけないという拘り
を抜けられるのではないか?
*一つ一つの語を磨くのがこれまでの「発音練習」だったが、
それでは結局外国語の独特のメロディーやリズムや音に慣れることは
できないのではないか?
*むしろ劇薬シャドーイングによって、外国語の音声を 音として、雑音として、
音楽として繰り返して、そこから少しずつその外国語の音と音の仕組みが
姿を現すのを待った方が早いのではないか?
電気通信大学の授業では、およそ数十時間の劇薬シャドーイングで、
英語独特の音の特徴を備えたシャドーイングができるようになるように思われる。
*そのためには意味がわからないほど速い素材で、メロディーやリズムや音自体が
楽しい素材を探す必要がある?
Dr. Seuss や Mother Goose ?
をさなごのやうに?
*おとなでも、わたしが英語で話しかけると無意識にシャドーイングする人あり!
さらには、授業で英語で話しかけると、一瞬あとに学生から返ってくる音は
ほぼわたしの音そのまま。
「どう発音するか?」と考える前に「とにかく答えなきゃ」というので、
無意識のうちにオウム返しになっていて、そのためきれいにわたしの音を写して
いる可能性がある。
弱点
*多読では「正しく読解よりも楽しく読書!」が受け入れられやすかったと
思われるけれども、シャドーイングは「楽しくない」という人が多い。
まして 劇薬シャドーイングはどうだろうか?
*ただし、劇薬シャドーイングによる変化はかなり早く自覚できる可能性がある。
potさんは10時間、????くんは50時間?、Hくんは20時間、
大学の授業ではおよそ10時間から20時間くらい? (ここはまだ推定)
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ふつふつと、いくらでも浮かんでくるので、こんばんはこのくらいに・・・
次は メモ#8ー1 に思い切って入りましょうか・・・ どうしようか・・・
この メモ#8ー2 に付け加えるかもしれません。
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