【ESP】 楽しみの読書から 専門の読書へ

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ESP は英語教育方面では English for Special Purposes の略で、
分野を限って使われる英語のことを言います。

  (Specific Purposes だったかな?
   ほかには EGP English for General Purposes というのがあって、
   こちらは分野を限らず使われる英語のことですね。)

掲示板で「Denko」さんが アメリカの若い人の読書傾向に関する記事を
見つけて報告してくださって、そこからリンクをたどって・・・

また新しい道が見つかりました!

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以下はDenkoさんの投稿に返信したわたしの文章の全文です。

Denkoさん、お知らせありがとう!
さかい@tadoku.orgです。

> ・国際こども図書館  海外の動向より
>  
>   「デジタル時代におけるこども読書の実態」
>   http://www.kodomo.go.jp/resource/child/kg/bnum/list.html

>    男の子は読まない?

上のリンクの元をたどってみました。

http://mediaroom.scholastic.com/themes/bare_bones/2010_KFRR.pdf

のようです。

  はじめさらさら、なかじっくり、赤子泣いたら本放せ

というのが学術的文章の読み方ですね。

このリンク先も一応学術「的」文章なので、一文が長めですが、
いつか専門の文章や学術的文章をさらさらと読んで、
自分に大事な部分を見つけたらそこはじっくり深く読む、
というようになりたい人にはちょうどよいかもしれません。

Denkoさんの引用先を注意深く読んでから、
(慣れないと、こういう数字がたっぷりの文はさらさらとは読めない・・・)
ぼくのみつけたリンクに行ってください。

4ページと5ページに Key Findings という調査の大事な結果だけを
要約した説明があります。ご自分の興味を持った調査結果のところだけ
じっくり読んでください。

Denkoさん、ありがとう!
ぼくにも、おそらくみなさんにも関心のある記事をよく見つけてくださいました!

ぼくの関心はもちろん電子本の扱いでした。

The Bookbench の記事

  http://tadoku.org/sakai-note/archives/2010/11/03_1810.html

とはちがって、電子機器上で「読む」ことを「読書」には入れてないようですね。

(こうやって、少しずつみなさんが Pleasure Reading から、
 reading for information へ、そして関心によっては
 academic reading の方向へと歩んでいけるといいなと思います。)

ほかのみなさんもこういう「情報」記事を見つけてくださったら、
お知らせください。今回のように、ぼくやその道にくわしい人が
元の記事を見つけて、その読み方を案内できたらいいな!

ところで、わたしは大学院に入って専門の文章を読みはじめてすぐに、
これは自分に合わない! と思いました。

そこで、すぐに専門関係の学術的文章にはできるだけ近づかないようにして、
もちろん書くのもよしました。

以来、論文というものは絶えて読んだことがないのですが、
今になってときどきそういうものを読むと、文章も内容も、簡単に読み取れます。

すなわち・・・

Pleasure Reading だけ読んでいても専門的な文章や学術的な文章も
読めるようんある、という一例だと思います。

専門的な文章や学術的な文章の場合に大事なのは英語よりもその分野の知識
でしょうね。それは日本語による知識でかまいません。

おー、これは長くなる! とりあえず、ここまで!