「余裕としたたかさ」なんていうのはイギリスそのものを表してますね、我ながら。
このシリーズの記事を「みんなの歌」と呼んでいるのは、
わたしはへそ曲がりで、テレビや週刊誌がどうも苦手なのですが、
中によかった番組もいくつかあって、たとえば 「チロリン村とクルミの木」とか
「愛の妖精」の影絵とか、セサミ・ストリートとか、あったわけです。
その中で「ひょっこりひょうたん島」や「ねこじゃら市の11人」や「セサミ・ストリート」は
特別です。そして「みんなの歌」もよかった・・・
で、突然ですが、イギリスにそういうものはあるか?
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おそらくいっぱいあるんでしょうが、
(たとえば Brain of Britain なんていうクイズ番組とか・・・)
わたしが11年前にイギリスから帰ってくるとき、ただ一つ持って帰りたいと
思ったのは Classic FM という放送局でした。
それが帰ってくるとまもなくインターネットで聞けるようになった!
しばらくして、版権の関係から、イギリス国内しか聞けません、となった!!
イギリス国内からアクセスしているかどうか確かめるチェックがあって、
そこに 郵便番号を入れなければいけないようになった。
そこで、あきらめる必要はないのです、様々な人との接触の歴史が長い国では。
つまり、その「イギリス国内のみに制限」のアナウンスメントの末尾に
「このことについて問い合わせのある人は下記の住所に手紙をください」と
書いてあって、
そこに、なんと Classic FM の会社の住所と 郵便番号が書いてある!!!!!!
郵便番号チェック用のボックスの中に その郵便番号を入れると・・・・!
なんと普通に音楽番組を聴けたのです!
つまり、音楽出版関係から、世界中で聞けるようにしてはいけないと文句が出たのに、
表向きはその文句を受け入れたかのようにして、実はちゃんと抜け穴をつくってある!
好きなのです、わたしは、こういうの。
で、いまはなにもしなくてもこの放送は聴けるようになっています。
http://www.classicfm.co.uk/events/classic-fm-live/
このトップ・ページの上の方にある Listen というところをクリックすると
聞こえてきます。イギリスの匂いもしてきます。
わたしが特に好きなのは、気軽に軽いクラシックを聞き流せるところと、
イギリス南部のローカルな宣伝が入るところ。
どうぞみなさんも ながら聞き に、どうでしょう?
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