Tsubasaさんはご自身の英語支援についてもメールをくださって、
何度か記事になっていますが、今回は「そふぃ」さん、「NEO」さんの記事について
感想を送ってくださいました・・・
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大変もうしわけないです。またまた整形がうまく行かないので、
最後にまとめてわたしの感想を書きます・・・
酒井先生、こんにちわ。
そふぃさん、そして、NEOさんの多読的受験報告を
じっくり読ませていただきました。
それこそ何度も!
こちらの教室では
小さな子供たちへの取り組みの一つとして
英語絵本の読み聞かせからスタートしました。
年を重ね、多読へと進むなか、私の娘たち、そして子供たちは
私の想像をはるかに超える伸びをみせてくれています。
(もちろん個人差はあるのですが)
辞書も、単語帳も、テキストも、
テストもすることもなしに、こんなに読めるようになる、
わかるようになるなんて、考えたこともありませんでした。
そふぃさんがおっしゃっていた
”この子達のほうが自然に訳せている!”
と思うようなことが、レッスン中は度々起こり、
教えられることばかりです。
(ここはどうしても感想を挟みます。
上の「この子たちのほうが自然に訳せている!」は
このブログのタグで言うと、「だってともだちじゃん!って感じ?」
と同じですね。「はらぺこあおむし」さんは「多読って、そういう例ばっかり
でしょ?」と言っていましたが、どうもそのようです。
わたしはこどもの多読支援はしていないので、こういう経験を何度も
できる人たちがとてもうらやましいです。なお、Tsubasaさんの元のブログは
http://plaza.rakuten.co.jp/wingsenglsih/diary/201003300000/
です。そふぃさんの報告について、5回にわけて採り上げています。)
私は、そんな、子供たちが自然につかみつつある
”感覚”を、何より大事にしていってほしいと思っているのですが、
実際小学校でも高学年、また中学にあがると、さまざまなプレッシャーが
ふりかかってきて、保護者様たちも本人達も
何が大切なことなのか、戸惑ってしまうようです。
そんな折のそふぃさんの報告。
受験生の直接の経験談を聞いていただければ
より多読への理解を深めてもらえるのではと思い、
自分ののブログで紹介させていただきました。
数回に分けて全文リンクするとともに、
どうしてもじっくり読んでいただきたい場所を選んで
私のレベルで説明を入れてUpさせていただきました。。
少しでも伝わっていればいいな~と思っています
私には多読をしてきた高校生の長女もいますが、
高校での信じられないくらいのさらなる単語、文法学習の
有り様に愕然としています。
私たちが学生の頃よりもはるかに
単語の量がふえ、テキストでもさらにさらに細かいことをやらされます。
”文法大好き、テストで点数が上がることが何よりうれしい。
単語覚えるのも苦ではない”高校生だった私でも
あの量をみたら根を上げていたと思います。
これならもう多読したほうが絶対早いでしょうと思う反面、
多読で受験の例はまだそれほどたくさん聞いていないので、
(多読っ子が受験期に入るのはこれからでしょう。。。)
どうなんだろう。。。と思っていたところでした。
実際定期テスト、範囲を限られたテストでは
かなり痛い目にもあってますし!
そんな折の、そふぃさんとNEOさんの多読による受験報告は、
本当に心強い声援に聞こえました。
ただ、 ”ああ~~そお~~~。そうですね~~、”
と、流されて受けたんではなくて、
自分自身も、こうなんじゃないだろうか、ああなんじゃないんだろうかと
思っていたことが、た~~くさん、そふぃさんの、きちんとした
言葉になって現れていて、だからこそとてもよく理解、共感できて、
やっぱり ”これでいいんだ”って、思えました。
そして、
どのようなことをやっていけばいいのか、具体的な道筋も
見えてきました。
(また口をはさみます。道筋が見えてきた、というか、多読で受験の方向が大体どっちの方か
わかってきたというところでしょうか? たとえばNEOさんのやり方と
そふぃさんのやり方は細部は違いがあります。けれども、従来のような
受験準備はいらないようだというあたりはだいぶはっきりしたように
見えます。今後もっとはっきりさせるために、たくさんの人の体験談を期待します。
うまく行った例も、うまく行かなかった例も・・・)
シャドーイングの効果のお話には本当に感心しました。
私も、英語を話すときの区切り方はとても大事だと思っています。
子供たちがどれくらいお話がわかっているかを判断する時は、
音読をしてもらいますが、自然な区切り方ができているか、
自然な抑揚が入っているかが大きなポイントになっています。
そふぃさんの
”シャドーイングで自然な区切り方を身につけたら
文章も自然に区切りが判るようになり、内容もよりわかるようになる”
という報告は、それをまったく逆の方向から捕らえていらしたものだと思います。
とても驚き、同時にとても納得してしまいました。
先日、中学生のレッスンの際、生徒たちにこのことを説明し、
シャドーイングのときに、今までよりさらに音をよく聞いて、
イントネーション、文の自然な区切りを身につけていこうと
話しました。
そして、実際、イントネーション、区切りがなかったら
どんな風に聞こえるのか、試しに平坦に読んで
聞いてもらいました。
そのときの彼らの顔ったら!そして
”ぜんぜん違う。わからない!”と言い出しました。
私自身読んでいてなんだかわからなくなる始末!
こんなに違うものなんだと、身をもって体験?してしまいました!
言葉と言うのは、本当に五感を通して
入っているものなんですね。
また、試験で長文を読みこなしていく”過程”がとても臨場感たっぷりに、
とても詳しく語られていて勉強になりました。
その上大変楽しく読ませていただきました!
とくにここの、
2度目に読むとわかってくる様子、ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
本質を掴めていれば1回目で分からなかった文章も2回目で分かるようになる
ここが多読のスゴイところ。この感覚は是非とも体験してもらいたい。
とてもいい気がする。
どんな問題でも解けるのではないかという気になる。。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
”とてもいい気がする。”
これを読んだときは、おもわず、”あるある~~”って、思ってしまいました。
私の場合は、難しい文は、びちゃっとした感じがするんです。
でも、”あれれ~~?”と思う文も
2度目になるとふわ~~っと軽くなって
イメージが立体的になってくる。
で、す~~っとわかると
すっごくきもちい~~~!!って思うことがよくあります。
それで、今回のあの入試問題を読んだときもそれがあった!!
無名の短大しか出ていない私がいつの間にか
こんなのを読めるようになってたんだ~~って思って
ついうれしくなってしまいました。
(ま、でも、私の場合人様にもそんな風にしか説明できないので、
そふぃさんにあんなにたっぷりと、詳しく状況を説明していただけたのが
大変ありがたかったです。
おかげさまで、これから人に多読を勧めるときにはもうちょっと今までより
具体的な物言いができるかも。。。)
それから、たくさん読むことでつけたそふぃさんの”自信”。
これは本当に大事なことですね。
つけようとしてつけられるものではないんですから!
当然のことなのかもしれないですが
この境地に至るって言うのは本当に大変で
重要なことだと思います。
ところで、
酒井先生が最期の章でおっしゃっていましたが、
試験の結果は英語ではなくて、他の教科が強かったのかも、
という可能性はあるかと思います。(可能性ですよね。。可能性。。。)
でも、それは、もしそうだとしても、英語の勉強に時間と労力を
他の人ほど費やさずにすみ、他の教科に余力を注げたからではないかということかもしれませんよね。
従来型英語は本当に時間と労力がかかりますから。
(当時それだけで燃え尽きていた私。。)
合格の理由は、さまざまと思いますが
それでもやはり、英語に関する基本は
とにかく誰よりもたくさん読んだこと。そして
きちんと多読的な受験対策もしたからですね。
これがなくっちゃ始まりませんね。
このあたりに関しては、NEOさんの受験指導報告からも
つくづくそう思わされました。
だらだらちびちび読んでいては
受験には太刀打ちできないでしょう。
受験者本人も、
支援側も、この辺を肝に銘じてやらなくてはいけないですね。
適当にやっていたのでは相当痛い目にあいそうです。
ただ、これを強制のようにやらせても意味がない。
NEOさんの生徒さんたちが
”楽しくてやっていたから”
と言っていたことがとても印象的でした。
こう思ってもらえるように、そしてしっかりと
力のつく支援をしていくこと。
それが支援側に課せられる大きな責任ですね。
そう考えると、あまり前例もない多読による受験を
NEOさんが支援者として乗り越えてきた
プレッシャーは大変なものであったろうと思います。
だからこそ、そふぃさんの報告同様
NEOさんが送ってくれた受験報告も
本当に価値のあるものだと思っています。
高校生、中学生を抱える支援者としては
感謝の念でいっぱいです。
これからの長女の受験のためにもそうですが、
私の今の生徒さんたちの中にも、
もしかして多読で大学受験まで行きたいという子たちが現れるかもしれません。
そのいつかに備えて、
そふぃさん、そしてNEOさんのの受験報告をしっかり頭に入れて
がんばって行きたいと思っています。
(すっかり遅くなってしまいましたが)
そふぃさん、NEOさんの生徒さんたちの合格を
心からお喜びするととともに最期にもう一度、
お二人に。
貴重な報告を本当にありがとうございました。
(全部プリントアウトしてまとめて保存します!)
あ、もちろん酒井先生も~~
ありがとうございました~。
Tsubasa
「あまり前例もない」多読的受験を敢行した(?)そふぃさん、NEOさんには
本当に感謝します。
今後少しずつでも多読的受験の道がはっきりして、たくさんの人が無駄な
受験準備をしなくてすむようになってほしいと思っています。
(9日に書いたばかりの記事で紹介したNEOさんのメールで、
山形のAさんの受験準備がそのまま大学の授業で役に立っていることが
わかります。)
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