多読で大きくなると・・・ 続報

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多読で大きくなると、なんてちょっと大げさでした。
多読で外国語を身につけると、という意味でした。

で、英語がごく自然に身についているのに、「英語が苦手ですね」と言われた
yyyさんについて、もう少しくわしい報告が届きました・・・

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先生、こんにちは。

yyyの記事読みました。
一応つけたし、しておきます。

・多聴はしてませんよ。
ロックとかの音楽は聴いている。たまに歌詞もチェックしている。
今はクリスマス前なので、夜中にクリスマスソング歌ってる・・・
(これでも受験生・・・)

ありゃりゃ、上の記事に第1行目がそもそも事実と違っていた!
多読・多聴で英語を吸収したのではなくて、最近は多読ばかりだったのですね。

・ああいう英語のテストは、だいたい設定時間の半分で終えるそうです。
あの英文も、時間かけて整えたのかと思っていたら、そうじゃない、ざざっと書いたそう。

これはだれだったかな? 内に来ていた高校生だったかな?
学校の英語の試験はいつも真ん中でリスニングのテストがあって、
その前に終わると言っていましたね。

・一切勉強していない、じゃなくて、授業時間以外は勉強していない、ですね。

わたしの甥のSくんも一応授業には出ていたわけで、でも聞いていなかった。
聞いていない耳にちょこっと入ってくるくらいで定期試験や入試の準備は
ちょうどいいようです、まだ資料数が少ないけれど。

・出だし、
my favorite subject で、はじめようとしたけれど、
favoriteの綴りに自信がないから^^;、
the subject I like にしたんだとか・・・すごい、と思う・・・

favorite が書けないので the subject I like ・・・ 絶句しますね。
だって学校英語的にはまったく逆でしょう!
favorite は単語の試験で書けるようになるけれど、
その代わりに the subject I like を思いつくなんてありえない。

yyyは、たしかに授業以外、勉強してません。
マンガの英訳だけ。
でも、その熱中度がねえ、ご存知の通り、オタクです。
パソコンで毎日、2、3時間ぐらいマンガ読み続けて平気なんですから。

多読・多聴が効くとはいっても、
好きでたまらないもの!じゃないとね。
このあたりの認識が、多読すすめる先生にはまったくないかな。

多読はすすめるけれども、mangaやゲームには及び腰の人がほとんどです。
mangaを臆面もなく勧めるのはわたしとyyyさんの報告をくれたYYYYYさん
くらいのもの。

    (実験してみる勇気もない、臆病な連中なのです、普通の先生は!
     普段から注意深く見守っていないからでしょうね。)

きのうご存じのように「ビデオなオフ会」があって、そのときにたまたま数年前に
わたしの多読クラスを受講したFくんが大学に来ていました。

この人はわたしがmangaの力をうかがい知る一つのきっかけになった人です。
4月からはじめて12月のはじめにはHarry Potter を読み始めて、
(大学生ではめずらしい!)
1月の終わりには第3巻を読んでいましたが、聞いてみると12月までに読んだ
量は約100万語、そのうち半分はmangaだったと言っていました。

おっと、話がだいぶ逸れました。こんばんはこの辺で、おやすみグー・・・

追伸
上でYYYYYさんは

多読・多聴が効くとはいっても、好きでたまらないもの!じゃないとね。

と言っています。

どうもそんな気が、このごろするのです・・・ 
好きでたまらないものを探す--そっちの方へわたしは大きく舵を切ろうと
思っているのです。YYYYYさんのメールは実によいタイミングでした。
ありがとー!

そうか! ピアノさんのところのyyyyさんも、好きで好きでたまらない素材を
見つければいいのか! そして、それがmangaなら、YYYYYさんから送れる?