高度にお勉強な三人のそれぞれの壊れ方・・・

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きょうも大学の「だれでも多読サークル」は大盛況でした。

お勉強とはほど遠い二人の熟年少女たちは1月からはじめたばかりなのに、
ひとかたは Dahl の Matilda を聞き読みで堪能し、もうおひとかたは
The Little House on the Prairie を続けて二度目を楽しんでいます。

で、高度にお勉強な三人はというと・・・

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一人は電気通信大学の学生で、高校時代に英語の偏差値70という強者。
でも1年生のときから多読用の本はほとんど読めずに苦しんでいました。
苦しんでいるのに、ほかの英語の授業で単位が取れなくて、わたしの授業で
すべての単位を取った・・・ というとおわかりでしょうが、再履修の嵐・・・

この人がいまは文法がかなり剥がれ落ちた模様です・・・

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Oさん。Kさんより手強いと以前に書いたひとかたですが・・・

なんと Holes を 三枚におろして しまった!

つまり最初の何十ページかを読んで、やめようとしたけれど、最後が気になって
結末を読んで、それから真ん中をまた数十ページ読んだ・・・

わからないところはどうしても飛ばせない! とわたしに食ってかかった O さんは
どこへ・・・?

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大学受験時の偏差値が60を超えていた I さん。
多読をはじめて2ヶ月で見事な壊れ方!
2ヶ月前まではどんな英文でも日本語に訳していたそうですが、
「疲れてしまった」そうで、だれでも多読サークルに現れました。
そしていまは、意味も何もわからなくてもシャドーイングを楽しめるところまで
壊れました。

お勉強の徹底ぶりから、壊れるまでが早い!
そのわけはたぶん徹底的にお勉強したから?
そしてそれで満足できなかったからお勉強をあきらめやすかった?

この人たちについてはまた報告します。

(実はだれでも多読サークルにはお勉強派がほかにもいるのです。
 その人たちについてもいつか報告します。)