プラハ日記 その一

Pocket

みなさんこんにちは。ひさしぶりにインターネットにつながりました。
ここはベルリン。

おとといまであしかけ5日、実質3日間チェコのプラハにおりました。
忘れないうちに覚え書きを・・・

***********************************

いよいよ学会がはじまります。わたしの発表はあさってですが、すでに無線LANに
接続する手続きが終わりました。会場のあちこちでノートパソコンに充電しながら
記事を書いていきます。 

学会がはじまったらそのレポートもしましょう。 まずはプラハから。

* プラハの街並みはすばらしい!

  いつか訪ねたいと思っていた東欧の街ですが、学会の開催されるベルリンと近い
  (列車で5時間)と知って、ベルリンの前にプラハで4泊5日ということになりました。

  プラハの町の北の方は12世紀くらいからの建造物がいっぱいあって、
  街そのものが博物館のようです。(イタリアのフィレンツェもそう言われますね。
  ベニスもそうだし、ロマンチック街道のローテンブルクや、ミラノのそばの
  ベルガモも町全体が博物館と言われます。)

  プラハの古い地域は通りの両側に4階建てか5階建てくらいの石造りの建物が
  隙間なく並んでいて、通りに面した正面にはすべて飾りがあります。
  バルコニーを支える巨人やギリシャ風のイオニア式(?)の柱、さまざまな紋章
  (三つのバイオリンの紋章などもあります--昔バイオリン作りの家だったとか)、
  そしてあちこちに天を衝く教会の塔。

  要するに通りはすべて美術館のギャラリーなのですね。歩きながら、首を右に
  左に、上に下にとフル回転させながら歩きます。

  (下を見るのは石畳ばかりで、歩きにくいからです。ほんとにこんなに石畳ばかり
   の街ははじめてです。車道も歩道も石畳・・・
   ほかにもこういう街はあるのでしょうか?)

DSCN5202.jpg

  歩きながらさまざまな装飾を楽しむ、ときどき歴史的な建物に入ったり、
  巨大な大聖堂に入って昼寝したり、お城を隈なく見て回ったり、1週間や10日では
  とても見切れないと思いましたね。

#SCN5213.jpg           1.75MBの画像はこちら

  それで思ったのは、なんという富の蓄積か! ということです。
  石畳の通りだって、街中に敷くには大変な時間と労力が必要でしょう。
  もっとも一度造ってしまうと少なくとも何百年かは持つようですが、石畳だけでは
  ありません。同じくらい時間と労力を注ぎ込んだ徴(しるし)が、街の外見にも建物
  の中にも、そこら中に溢れています。

あー、長くなりそうです。この記事も3回くらいに分けて書いております。
この調子ではまもなく話がまとまらなくなりそうです。ひとまずこの辺で・・・

次は *安い店の方がうまい! という話を・・・