(毒) in と out

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今回紹介するメールは「さよなら英文法!」の発行前にいただいたものですが、
忘れておりました! (「パピイ」さん、ごめんなさい!)in や on についてみなさんどんなイメージをお持ちかとブログの記事でおたずねした際に答えてくださったもの。
で、一月以上遅れましたが・・・ 毒性は少しも弱っておりません。in や out について、イメージをお持ちでない方は読まないようにお願いします。
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酒井先生、こんばんは。
蘊蓄話がブログに載ると、すぐに出てきたくなるパピイです。

きのう聞きましたが、パピイさんは蘊蓄オフ会に1回しか欠席していないそうです。
オフ会でもその後の忘年会でも、言葉オタクならではの話題が満載でした。
また、そういう話題は実に広く深く、尽きることがないのですね。

〉みなさん、どんなイメージをお持ちでしょうね?
inは、なにかに囲まれた中にあるイメージで、
onは、なにかにくっついているイメージです。
例えば、
in timeは、間に合ってで、on timeは、予定時刻にピッタリかな。
onが、くっつているイメージになったのは、
A fly on the ceiling. などの例文で、onは上ではないと知ってからです。

みなさんも何かはっきり思い出せるような瞬間をお持ちでしょうか?
思い出せる場合はぜひご一報を! ただし、言葉オタクの人に限ります!!!! (言葉オタクは多読の最終目標でもなんでもありません。単に言葉が趣味の人ということです、念のため。中には多読をはじめてまもなく言葉の不思議さに目覚める人もいます。)

グリーンさんが、
〉「このリストにあるように、、、」というような場合
って言うから思い出したんですが、
アンケートや申込書に書き込む場合、
fill in でも、fill outでも良いと知って、ビックリしたことがあります。
私の中では、先に言ったように、inは中にあって、outは外でした。

なるほど、そう言われてみれば・・・

でも、多読で Hear me out!を知ってから、
outは、中から外に出ていくイメージに変わってきました。
そう考えると、アンケートの記入を書き終わる動作や、
話を最後まで聞く動作がなんとなく理解できそうです。

これも、なるほど! out は動きがあるというわけですね。
言われてみれば、なるほど、ですね。Hear me out! も決まり文句ですね。
そして別に「外で聞こうじゃないか!」(けんか腰?)というような場合に使うわけ
ではないですもんね。
  (おー、やっぱり毒々しいですね、こうした話題は。どんどん
   危険な話になっていく・・・)

そうそう本の出版まで、あと一週間ですね。
では〜。

ありがとう
ございました。無事出ました。
でも、パピイさんのような言葉オタクに「わかりにくい」と言われるとは思いませんでしたよ・・・ でも、でも、どうしても言いたかったことなので・・・ 
ま、「さよなら英文法!」について、なんでも質問してください。意見をお寄せください。「寄り添いすぎ批判」のように、大きな実を結ぶ(可能性のある)問題につながるかもしれないので、期待しています!