この先生が多読三原則を提案されていたかどうか、まだたしかではありませんが、
「micolina」さんという方からすばらしい情報が届きました。(micolinaさんは先日旭川でお会いしたアルパカさんのお友だちです。)30数年前に、もうわたしの提案した多読とそっくりのことを指導していた先生がいたようなのです!
酒井さんへ、
micolinaです。多読の件で、なにかご質問があるみたいと、アルパカさんからうかがいメールをさしあげてます。きっといつごろどんなふうにしてっていうことをお知りになりたいのかなと思うのでざっと概略をお知らせします。
もう随分と昔。私が一浪していたときですから、かれこれ30年ほど前です。T先生について1年英語の勉強をしました。彼はもうご逝去されていて、残念ながら直接にお話をきいていただくことはできないのですが。当時は単語、慣用句を文脈とは無関係にただひたすらおぼえるというような受験勉強が主流でしたが、T先生は、うすーい短編小説(どこの出版社だったか思い出せないのです。レベルによって黄色、赤と色分けしてありました)を何冊も何冊もまさに酒井さんのおっしゃる多読とまったく同じ方法でよむことを勧めてくださいました。この方法は私にすごくぴったりきたみたいで、翌年はちゃんとめざす大学に合格できました。
多読はその後の私の英語の会話力を高めるためにも随分やくだったように思います。
では今日はこのあたりで失礼します。
いつか「日本多読史」が書かれるとしたら、micolinaさんの先生だったTさんという方について、十分に調べなければなりませんね。
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