レールをはずれるために −に− について「fiona」さんから

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急がないとみなさんからのメールの鮮度が落ちてしまいます。
あしたは学研の本の打ち合わせ、あさってとしあさっては茨城大学で多読授業の合宿研修会−−どれも楽しみですが、ブログを書いている時間がなくなることはまちがいない! がんばります。
で、今回はfionaさんのメールです・・・
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「レールをはずれるために」を読みました。
「多読を壊す」とおっしゃっていたので、何かすごいことか、と思っていましたが、(2)は、
「言われてみたら、そうですね」
と、特に驚くようなことでもなかったので、続きを期待しています。

いやー・・・ 塩分控えめバージョンです・・・

語数については、
2倍程度違っても、それほど変わらない。
10倍(一桁)違ったら、おそらく違う。
100倍(二桁)違ったら、(多分)確実に違う。
程度のものと思っていますので。

どうも、語数数えを重視しない人のメールや投稿が相次いでいますね。
そこでいささか(「いささか」なんて言う人も少なくなってきた)慌て気味に「100万語多読」の擁護をすると、学習法と思ってはじめる人にはいまでもかなり有効だと思いますけどねえ・・・ Sさんも言うように、インパクトが強い! とても到達できそうもなく見えて、結構到達できる(その分達成感が大きい!)、100万語ごとに数えていくと進み具合がわかりやすい。fionaさんの言を借りれば、10万語では進歩がわかりにくい、1000万語では遠すぎて目標にならない・・・

ページで数えるというのも、いいですね。
絵があるのと無いのとでは、同じ文章でも印象の深さが違うと思います。
ですから、PBと絵本とを語数で比較するのは、無理があるのかも知れません。
と読んだ感想でした。

そういうわけです。ページもいいもんです。一橋大学で何年か多読もどきをやっていたときはページ数で記録していました。何度か書きましたが。で、目標は1年間2000ページだったんですが、到達舌人は1割くらいだったかな? 当時は使用語種600レベルの本からはじめていましたから、語数に換算すると20万語から30万語くらいでしょうか。
一人だけ、卒業までに1万ページ読みますと言い切った人がいて、(この掲示板に投稿している人です)わたしは「やめてくれー! わたしを越える気かー?」と思いました。

それから、(中身には全く関係ないのですが)題名の後の番号ですが、丸付き数字だと、パソコンやソフトによっては「?」で表示される場合もありますので、カッコつき数字か何かの方が良いような気がします。

早速直しましたが、過去の記事についてはどうしましょう?
検索できなくなるとかいうこと、あるかなあ?
fionaさん、二重にありがとー!