「シャドーイングが続かないわけ」のdr-patchさんから追伸です。ながーいのですが、特に電信のところが実に考えさせられる・・・
(さすが電気通信大学の教え子!)
この投稿もなぜか原稿だけ書いて投稿し忘れたものです。
dr-patchさん、ごめんなさい!
(まだ娘が小学校低学年のころ言いました。「とうさん、いつも電話であやまってるね」)
dr-patchさんは医療事故で体をこわし、本が読めなくなって、大量に英語の音を聞いたそうです。わたしのいう「ながら聞き」。
それで、音から直接意味が入ってくるようになったのでしょうか。
このあたりはぴーママさんやみかんさんとよく似ているのかもしれません。
わたしには無縁の境地・・・
たぶん、何百万語も超えている人には文字は気にならないが、聞こえる音が文字化されないと(特にシャードーイングで顕著?)あいまい・分からないが辛いのでは?と想像します。自分が逆なので。
また、私自身が昔電信(モールス符号)を覚える時に「合調法」と言う方式で覚えてしまい、大変に苦労した経験があります。
(今の時代・脳の活性化という面ではこちらの方が良いのかも知れませんが:笑)
例えば A:「・―」(トン・ツー)を日本語で「アレー(亜鈴)」と。
(アメリカなど英語圏はDi Da :Dot Dashの略)
B:「―・・・」(ツー トントントン)「ビートルズ」と言うように語調の合う
頭文字列だけが音の意味ある言葉を当ててモールスを覚えるのです。
(文字はその時代により変遷してきたと思います)
これは戦時中に早く覚えられると流行ったと言う事ですが、困ったことに音と意味の間に「文字」が入るために速度が上がると大変な頭脳的な変換労力がかかりました。
なので電信の速度が早くなると電信ではなく全部合調で覚えた意味なし文字列に聞こえて、モールス文の無筆記の理解は出来ませんでした。
要は文字に変換したものを書かないと全体の文章として頭に入らないのです。
しかし、いきなり電信だけの「音」をそのまま覚えた人には頭で直接モールスを単語に変換できるので、筆記しなくても意味が取れるようです。
そして逆に「電信を送る」もそうでした。まず文字変換ありきでした。
電信の例が実にわかりやすいですね! そうか、そんな風にわたしたちは(わたしは)音を文字にしてから意味をとっているのか?
みなさんはどうですか?
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