第1回湘南オフ会から・・・

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たったいまオフ会の掲示板に投稿しましたが、きょう集まった
第1回湘南オフ会でいろいろ勉強になりました。
それで、何人かの人に報告をお願いしたのですが、第1号は「Mariちゃん」さんでした。
日本全国の児童英語の先生方に読んでほしいので、ブログにも再掲して、
永久保存版とします。


Mariちゃん、報告ありがとー!
さかい@tadoku.orgです。

Mariちゃんです!今日は湘南オフ会でした。酒井先生、ご一緒できた皆さん、楽しいひと時をありがとうございました。久しぶりに再会した酒井先生に、私の多読クラスでの様子を報告した所、こちらに投稿するようにとのお勧めがありましたので、早速書かせていただきます!

オフ会の広場にも書きましたが、ぴ~ママさんがはじめた湘南オフ会は
いきなり充実! 実にたっぷりした時間を過ごしました。
その中で聞いたお話の中にぜひ掲示板のみなさんにも聞いてほしいことが
あったので、何人かの人に報告をお願いしたのでした。
Mariちゃん、さっそく書いてくださって、ありがとー!
(ほかの人も見習うよーに! そう、あなたです!!)

2001年秋に酒井先生のお話をはじめて聞く機会があり、英語の本を読む事の楽しさに久しぶりに立ち返り、先ず自分の多読を開始、その後児童英語教室で徐々に取り入れていきました。酒井先生をお呼びしての勉強会、講演会なども繰り返すうち、児童英語の現場に少しずつ「多読」と言う言葉が広がり始め、私のところにも仲間たちから問い合わせが来るようになりました。
けれどその内容は、「どんな絵本を揃えたらよいか」「どうやってレッスンで取り入れたらよいか」と言う事ばかりで、自分が先ず絵本や本を多読してみる、という1番肝心な事をしていない方が多いことに気付き、一昨年4月に「(主に)児童英語講師のための多読クラス」を作り、月に2回多読をしていました。最初の1時間はひたすら読んで、次の1時間はブックトークや読み聞かせ、余った時間は仲間の皆さんへのサービス?も兼ねて、レッスンに役立ちそうなあれこれを提供させていただいたりしておりました。
最初の年は、多読が取り持つ縁で今では大切な友人になった地元在住のLilyさん始め、ごく数名の参加者で和気藹々と進めていましたが、昨年春、多読勉強会でスピーチしてくれたえっちゃんが、「多読指導者は自分がたくさん読んで、なにより多読が好きでなきゃ始まらない!!」みたいな事をしっかり言ってくれたおかげで、その後ぐ?んと参加者が増え、今や約40名の方が登録されています。そもそもは、自分の教室で取り入れる本を見つけるために、または指導方法を模索する目的で来ているはずの皆さんが、思惑通り!?すっかり多読にはまってくれました。読書記録手帳や、借りていく本のラインナップを見ていると、いつしか自分の多読のための本ばかりになっていたのです♪もちろん、自分が読んで気に入った本を、子どもたちに薦めているのですが、ちゃんと正しい順序になったのです!(笑)

ここがいいでしょう?
児童英語教室の「お仕事のために」はじめた多読がいつのまにか
自分の楽しみになっている!

私が気をつけたのは2つだけでした。ひとつは、2時間しかない多読クラスの最初の1時間はおしゃべり禁止にして、ひたすら読んでもらったことです。し?んと静まり返った室内に、本をめくる音だけが響いています。なんて贅沢な、時間の過ごし方でしょう!!そして、もうひとつ、必ず実施したブックトーク♪これが本当に良かった!その日に読んだ本や、前回借りた本などの中からお気に入りを順に発表してもらいました。皆、語る、語る!それがまた、熱い!一冊の本を巡って、それぞれの皆さんの温かい気持ちなども伝わり、じわ?っと感動の輪が広がるひと時が、かけがえのないものとなりました。そのようにして、誰かが心を込めて薦めた本は必ず、誰かが借りて行きます。

なんだか、Mariちゃんのおとな向け教室の雰囲気が伝わってきます。

去年はHenry and Mudge、 Amelia等のほのぼの系やJacqueline Wilsonもの、今年はCam JansenやBlack Lagoon、そして多読学会から借りたRKR、ぴ~ママがインドで買って来てくれた絵本などが流行りました!口コミの力は強い!
あとから、「感激して家族の前で読み聞かせてしまった!」とか(!)、「教室の子どもたちとも感動を分かち合いたくて一緒に読みました」などなどの感想を寄せてくださる方もいて、ただ英語教室をしていただけでは味わえない、じわ?っと温かい輪が広がった事に感謝しています。
「家族の前で読み聞かせしてしまった!」人はなんと筑波から
毎月藤沢に通っている! 千葉から通っているAIさんもいる!!
また今や子ども式多読の申し子であるぴ~ママが去年の春から来てくれて、Level0の本を心から楽しんで読み進めている様子に、通常「英語が得意」だから先生をしている児童英語の仲間たち(含:私)の目から鱗がポロリと落ちて、簡単な絵本の魅力を再発見する事が出来た事にも感謝しています。

ぴ~ママさんの特異なお人柄があちこちに台風を巻き起こしている!

多読に出会えて、世界が広がりました。特に、また採算合わない事を言っているのを承知で申し上げますが(笑)、英語教室をやっていく中で、「多読」の部分は完全に私の楽しみとなっております。酒井先生ホントに、ありがとうございます☆☆☆☆☆

いえいえ、ありがとうはぼくのほう!
毎回藤沢ではうれしい話をいっぱい聞いて帰ってきます。
ありがとー!
(これで、小田急線の乗り方をマスターすれば、言うことないんだけど)
ところで、Mariちゃんの投稿をブログでいただきます。
というのは、日本中でおなじように「児童英語の先生のための
多読教室」がはじまるとすごいことになると思うからです。
あちこちの児童英語の先生方、Mariちゃんにヒントをもらってはどうでしょう?