おとなも昔はこどもだったなんて、信じられないでしょうけれど・・・
というのは何の本のはじまりだったか? 忘れてしまったけれど、
The child is the father of the man.
と書いたのはイギリスの詩人ワーズワースでした。
こどもはおとなになるときにすべてを忘れてしまうのですね。
(それはJames M. BarrieのPeter Panの中心テーマです)
バリーよりちょっと前のEdith Nesbitは、
「汝、汚れなき無知を去らざりしかば」
という決まり文句を書いておりましたね。
わたしは、還暦を過ぎたのでしきりにこどものころを思い出したいのかな?
で、こどもは常におとなの期待を裏切る、という話です。
もちろん、おとなはこどものころを忘れているから裏切られるのですね・・・
みなさん、こんにちはegaです。
最近嬉しい発見があったので、少しだけ(3つ)ご報告です。
(1).小3のトラハムちゃんが、ORTのstage6を読んでいるときのことです。
Wilfが間違ってshoeをthe waterに放してしまったところでの会話のやり取りです。
娘「どうして、shoesじゃないの?」
ega「絵を見て?一個だけやろ?!」
娘「あ?だから、shoeなのか!今分かったよ」
ega「うふふ・・・」
そうなのです。今まで理論でshoesやkneesなど意識して教えてきたことがなく、その時々で出会った絵本や写真などを見てたら分かるようになるかなあ、なってくれたらいいなあ・・・なんて希望的観測を持ってきました。
それが、今少?し分かってくれつつあるトラハムちゃんの様子を見ながら、「うん、うん、よかったなあ?^^」とともに喜んでいます。
理論を意識して教えてこなかったところが、すばらしー!
(2).朝幼稚園のお迎えのバスが来るまでに、少し時間がありました。
ちょうどこの時刻なら、○○テレビの英語で・・・・のshow timeだと思いテレビをつけると、BOXの導入があってました。
そこで、息子マナフィ君とのやりとりです。
マナフィ君「Box!」
ega「ん?これ?」と言ってORTをだすと、
マナフィ君「Big Box!!!だ」
とそれは、楽しそうに、しかもそのときの発音には驚きました。
「びぃーっ、ぼーっく!」となんとも、私が中学時代には絶対発音しないような音(?)で発音していたものだから、「あら、まあ!」と絶句してしまいました。朝から幸せなひと時でした。
音だって、何も教えない方がいい・・・
(3).先日3歳の次男とPotato Palを視聴してみました。
本も見たいというので、一緒に歌いながら絵本をめくっていくと、気に入ったようすです。
彼にはまだこれと言って多読は始めていませんでしたが、Potato Palにはまるとは???私も意外でした。
それいらい次男は「In the morning?♪」と言って催促してきます。
その歌の中に
「What do you do in the morning?」といフレーズがあります。
なんと彼は「わっ、どぅゆぅどぅ?いんだ?も?にん?♪」と歌っています!「はれ?!!!」と驚きでした。
驚くのは、egaさんが自分のこどものころを忘れているからですね。そしてもちろんわたしも忘れている。還暦なんて、嘘です。
なんだか、自分が決め付けていた英語多読の楽しみ方が、子どもを通していろんな例外を体験していくことで、大人である私自身の楽しみに更に積み重なるような気がして、うれしくてたまりませんでした。
皆さんもいろんな角度からHappy readingされていると思います。
これからもたくさんの驚きや発見があるといいですね!!
実はこの驚きがあるから、子どもとのHappy readingが細く長く持続しているのかもしれません。(あくまでも、我が家の場合です^^ほかの事は・・・報告できません、はい)
では、またいつかご報告させて頂きます?
ega
こどもが驚きや発見のきっかけだというのは、すばらしいことですね。
こどもがどんなにおもしろい発見をしても、おとなは「なんだくだらない」といって、
無視することが多いのではないかな? たしかそんなことを言っている人がいた・・・
The Child is the Father of the man. 覚えておきたいですね。
(あ、Eleanor FarjeonのThe Little Bookroomの中に、もめごとがあると
かならずこどもに解決策を聞きに行く村がでてきたな・・・)
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