6月の20日ごろでしょうか。Tsubasaさんから報告をいただきました。Tsubasaさんは児童英語の先生です。今回は娘さんについての報告です。
あれからちょうど半年のわたしとしては、この報告を「意識的学習」と「無意識の獲得」という点から見たいと思います。近いうちにこの二つのちがいについて投稿しようと思います。(「樽の穴」にも関係あると思っています。)
酒井先生、こんばんわ。ご無沙汰しております。
Tsubasaです。今日は娘の多読のことでちょっとご報告です。
以前こども掲示板で先生にコメントをいただきました
paruparu(次女 小4)のことです。
今日、中2の長女のいるクラスのレッスン中、次女があんまりひまだと言うので”それじゃ一緒に英検の過去問でもやってなさい。”と、ぽいと英検4級の問題集を渡してみました。まあ、何問かくらいは解けるだろうと思ってほっておいたのですが、作文問題まで終わったところでもう疲れたから答えあわせしておいてということになり、根性ナシが??と思いつつもチェックしてみました。
びっくりしました。最初の選択問題で1問、表現問題も1問間違えただけでした。作文は5問中2問あっていただけでしたが私から言わせていただければ彼女に作文問題で正解できたということ自体驚きでした。(長文、ヒアリングに関してはまだやっていないのでわかりませんが・・)
最近、”ORT9が自分で読んでわかるようになった”と言っていたので
いくらか伸びているのかなとは思っていたのですが、どこまで理解しているのかは定かではないとも思っていました。でも、着実に力がついていたようです。長女もORT9を読んでいたときに英検3級に合格していますが、彼女はその時6年生で、文法的なこともかなり入っていました。
一方次女に関しては文法面はまだまだ進んでおらず、本当にただ”こんな感じかな・・・・”といった解き方をしているうようでした。
もっと幼い子で3級、2級をとっているという事例ももちろんありますが
私にとっては多読の効果を再確認させてもらった出来事でした。
次女の多読暦は長いです。その間本当に私と一緒に絵本を読むことをただただ楽しんできました。彼女は私のレッスンにも出ていますので、そちらでも多少の効果はあったのかとは思いますが、多読には効果以上のすばらしいものがあります。多読を通して娘達と楽しくおだやかな時間をすごせてきた事は私にとって効果以上にありがたく、大切なことなのです。
いや、最後の段落を読むと、「意識的学習」対「無意識の獲得」なんていう区分けは無意味のように思えてきますね!
Tsubasaさん、娘さんたちと、Happy reading!!
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